
「1日工場診断」を開始、3つのサービスで最適な自動化を/ロボカル
ロボットシステムの導入支援などを行うロボカル(東京都千代田区、芦川泰彰社長)は新たに、手軽に利用できる工場診断サービス「1日工場診断」を開始した。技術者による作業工程の分析や現場責任者・担当者へのヒアリングを通し、工場の課題を洗い出す。
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ロボットシステムの導入支援などを行うロボカル(東京都千代田区、芦川泰彰社長)は新たに、手軽に利用できる工場診断サービス「1日工場診断」を開始した。技術者による作業工程の分析や現場責任者・担当者へのヒアリングを通し、工場の課題を洗い出す。
礒野仁美さんはシナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)で、ロボットハンド関連のアプリケーション開発など幅広い業務に携わる。入社後にロボット関連の部署に配属されるまでは、ロボットに触れたこともなかった。入社してからの約3年間で多くの経験を重ねて、ロボットに携わるやりがいを見つけた。「ロボットは人の作業を代替して、人の負担を減らします。私が携わった技術で、より多くの人が楽になってほしいです」と意気込む。
シナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)は3月13日、電動ロボットハンドのラインアップに2爪モデル「ARH250D」と「ARH205D」を追加すると発表した。販売開始時期は4月下旬。
ゲル素材の開発や加工を手掛けるタナック(岐阜市、棚橋一成社長)は、産業用ロボット用グリッパーの提案にも力を入れている。グリップ部分に自社製の柔軟なゲル素材を採用しており、傷を嫌う部品や不定形物、軟体物を優しく搬送できる。搬送対象物の形状に倣ってゲル素材が伸縮するため、一つのグリッパーでさまざまな形状の物を安定してつかめるのが特徴だ。
工具研削盤メーカーの光機械製作所(津市、西岡慶子社長)は、ロボットや画像処理ソフトウエアなどを駆使した自動化システムの開発に力を入れている。システム構築をワンストップで請け負える強みを生かし、職人の手作業からロボットへの置き換えを提案する。その取り組みの一環で、昨年2月には産業用カッターの刃付けを自動化するロボットシステムを産業用カッターメーカーに納入した。
東京都江東区の東京ビッグサイトで1月25日~27日、「ファクトリー・イノベーション・ウイーク」などロボット関連の展示会が同時開催された。来場者の注目を集めたのは、検査工程や物流の自動化だ。従来よりも作業内容が複雑で高度な用途の提案が目立った。また、新技術の展示も多く、近未来を感じさせる提案に来場者は足を止めた。
食品産業向けのロボット開発を手掛けるコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也最高経営責任者)は2月7日、千葉県船橋市にあるテイクアウト用のすし製造工場「京樽セントラルキッチン」にすし容器のふた閉めロボットが導入されたと発表した。
ブリヂストンは2月1日、社内ベンチャーとして今年1月に発足したソフトロボティクスベンチャーズ(音山哲一最高経営責任者<CEO>)を紹介するイベント「ブリヂストン・ソフトロボティクス・デー」を都内の自社施設で開催した。同日にはブリヂストンとアセントロボティクス(東京都渋谷区、久夛良木健CEO)の資本業務提携も発表し、「ソフトロボティクス事業のベースは共創。協業により新たな価値を生み出していきたい」と音山CEOは述べた。
イマオコーポレーション(岐阜県関市、今尾任城社長)は1月23日、工作機械への被加工物(ワーク)の固定をロボットで自動化する加工補助具(ジグ)「ナットランナー治具」を発売した。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)は1月19日、自社で取り扱うカナダのロボットハンドメーカーのRobotiq(ロボティーク)のパレタイジングソリューションを紹介する少人数制セミナーを、本社併設のショールーム「協調安全ロボットテクニカルセンター」で開催した。