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2019.02.28
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[注目製品PickUp! vol.9]設置面積は座布団以下!? 500mm四方に収まるコンパクトなロボット【前編】/スギノマシン「スイングアーム式コラムロボット」

本体価格は割高、でもトータルでは

「本体価格は高いが、トータルのコストで見れば決して高くない」と強調する杉野常務執行役員

 メリットが多いコラムロボットだが、弱点もある。  例えば価格。一般的な多関節ロボットに比べるとロボット本体の価格は割高になるという。だが、杉野常務執行役員は「ロボットの導入には、本体価格に加えセットアップの費用も要る。確かにコラムロボット本体は垂直多関節ロボットやスカラロボットよりも高い。しかし、プログラムの生成が簡単で使いやすいため、セットアップまで含めたトータルのコストで考えれば決して高くはない」と強調する。  また、自由度の高い垂直多関節ロボットに比べ、コラムロボットは構造上どうしても稼働範囲が狭くなるのも弱点だ。  では、コラムロボットはどういう用途で使うのが良いのか。  後編では、コラムロボットの使い方などを紹介する。果たして、コラムロボットの特徴を生かす有効な使い方とは――?

――つづく (ロボットダイジェスト編集部 桑崎厚史)

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