台湾に本拠地を置くデルタグループのデルタ電子(東京都港区、柯進興社長)は10月8日、無人搬送車(AGV)やフォークリフトなどの産業用車両、サービスロボット、農耕機械など向けのワイヤレス給電システム「MOOV air(ムーブエア)」を発売した。
ムーブエアはリチウムイオン電池と鉛電池の2種類の電池を充電でき、電圧は24Vと28Vに対応する。バッテリー駆動であれば、メーカーを問わず幅広く使用できる。
人の手による充電が不要となり、無人化による生産効率や機械の稼働率向上につながる。同社は今後、さらに大容量の製品の発表も計画している。