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ロボットでの切削加工を可能にするエンドエフェクターを開発/スギノマシン
産業機械メーカーのスギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は6月13日、ロボット切削加工用エンドエフェクター「SELFEEDER DUO Robot Edition(セルフィーダ・デュオ・ロボット・エディション)」を開発したと発表した。
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産業機械メーカーのスギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は6月13日、ロボット切削加工用エンドエフェクター「SELFEEDER DUO Robot Edition(セルフィーダ・デュオ・ロボット・エディション)」を開発したと発表した。
ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024の見どころは何といっても、ロボットメーカーが提案する最新の自動化技術だろう。最近はロボット単体での販売ではなく、周辺機器やデジタル技術などと組み合わせたソリューション提案へと軸足を移すメーカーが多い。自動化ニーズの広がりに合わせて、操作に慣れていない初心者がロボットを導入する機会も増えている。そのような場合でも、簡単に扱えるような技術の進化が、今回展の見どころの一つだろう。
ヤマハ発動機は6月13日、ロボットコントローラー「RCX340」で制御するスカラロボットや3軸以上の直交ロボットを対象とした機能安全用のオプションユニット「RCX3-SMU」を今年6月に発売すると発表した。
40小間の規模でロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024に臨むデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長、C-01)。同社は「未自動化領域」の自動化に貢献する人工知能(AI)技術や協働ロボットのアプリケーション(応用事例)開発などに注力しており、RTJ2024でも未自動化領域にアプローチするさまざまなソリューションを展示する予定だ。FAプロダクト事業部長の神谷孝二執行役員は「お客さまに自動化のメリットを具体的にイメージしていただけるよう、会場では実用的なソリューションを提案したい」と述べる。
コネクターやセンサー、半導体製造装置などを製造・販売するI-PEXは6月12日、非接触で人を検知できるセンサー「Smart Cloth(スマートクロス)」を開発したと発表した。
セイコーエプソンのグループ会社である東北エプソン(山形県酒田市、斎藤学社長)は本社敷地内に、インクジェットプリンター用ヘッドの新工場棟を建設する。6月15日に着工し、2025年9月末のしゅん工を目指す。
空圧機器メーカーの日本ピスコ(長野県岡谷市、河西利行社長)は昨年8月、「ロボットハンドユニット設計サービス」を始めた。顧客の要望に合わせて、ロボットハンドを設計し、一体のユニットにして提供する。すでに、段ボール箱の組み立て用のロボットハンドを製作するなどの実績もある。部品メーカーのイメージが強い同社が、このようなユニット設計から手掛けるサービスを始めた狙いとは。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は6月19日、愛知県岡崎市に岡崎事業所を開所すると発表した。国内のエンジニアリングを担う子会社Mujin Japan(ムジンジャパン、東京都江東区、荒瀬勇CEO)の拠点で、今年秋の稼働を予定する。
ファナック(E-55)といえば黄色いロボットで有名だが、近年は緑色や白色のロボットでも知られる。ロボットテクノロジージャパン(RTJ)では展示の半分以上を白い協働ロボット「CRXシリーズ」にするという。山口賢治社長は「これから自動化に取り組みたい方には、取っ付きやすいCRXをおすすめしたい」と、製造業の集積地である愛知県での展示会に期待を寄せる。
7月4日~6日の3日間、愛知県常滑市のAichi Sky Expo(アイチ・スカイ・エキスポ、愛知県国際展示場)で「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2024」が開催される。