ロボットやAMRに適したフランジ角40mmのモーター開発/マブチモーター
マブチモーターは8月14日、フランジ(取り付け用のつば状の部位)が40mm角のブラシレスモーターを開発したと発表した。サイズはコンパクトだが、高出力モデル(ロングタイプ)では100Wのモーター出力を実現した。機電一体構造で駆動回路を内蔵する。
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マブチモーターは8月14日、フランジ(取り付け用のつば状の部位)が40mm角のブラシレスモーターを開発したと発表した。サイズはコンパクトだが、高出力モデル(ロングタイプ)では100Wのモーター出力を実現した。機電一体構造で駆動回路を内蔵する。
カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は、同社のヒト型ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)シリーズ」を使ったアプリケーション(活用法)の開発と提案 に力を入れる。さまざまなアプリケーションを開発し、動画などを通して同製品を採用するメリットをアピールする。「ネクステージ はヒト型で2本のアームを持ち、頭部ステレオカメラや手先のハンドカメラなども備えるため、単体でもできることが多い。その特徴を生かせばシステム全体の構成はシンプルにでき、手間やコストを抑えられることをアピールしたい」と藤井洋之営業部長は言う。
FUJIは8月9日、グループ会社の子会社でタイで事業を展開するFUJIマシーン(タイランド)の建屋を拡張し、「FUJIマシーン・アジア・イノベーション・センター」を開設したと発表した。電子部品実装ロボットの最新機種を用いた生産フロア自動化システムのデモンストレーションなどを展示する。
米国のロックウェル・オートメーション(日本法人=東京都中央区、矢田智巳社長)は8月6日、リニア搬送システムの新シリーズ「iTRAK(アイトラック)5750」を日本で発売すると発表した。
コバヤシ精密工業(相模原市南区、小林昌純社長)は、航空機や工作機械、ロボットなどの小ロット部品の切削加工を得意とする従業員数22人の町工場だ。工作機械メーカーが販売する協働ロボットシステムや工作機械内蔵型のロボットシステムを導入し、被削材(ワーク)の交換などを自動化した。「ロボットの導入で生産性は大幅に向上し、スタッフへの負担が大きい夜勤シフトをなくすこともできた。ロボットがなければ事業を継続できなかった」と小林社長は語る。
ダイフクは8月8日、今年度の第1四半期(2024年4月~6月)の決算説明会を開催した。受注高は前年同期比41.2%増の1836億円を記録した。金額では前年同期比536億円増で、その内262億円は為替変動の影響だが、それを除いても大幅に伸びた。
シンガポールに本社を構えるEureka Robotics(エウレカロボティックス、日本法人=東京都中央区、ファム・クアン・クオン社長)は、ロボットや周辺機器などを一括制御できる「エウレカコントローラー」を販売する。ロボットシステムを高精度かつ高速に制御できるのが強みで、精密作業の自動化に向く。昨年11月に発売したビジョンセンサー「エウレカ3Dカメラ」と組み合わせると、未登録のワーク(対象物)も認識でき、多品種少量生産の現場の自動化に役立つ。
ヤマハ発動機と自動運転ソフトウエアの開発を手掛けるティアフォー(名古屋市中村区、加藤真平社長)の共同出資会社eve autonomy(イブ・オートノミー、 静岡県磐田市、星野亮介最高経営責任者<CEO> )は8月1日、屋外対応型の無人搬送ソリューション「eve auto(イブ・オート)」の新たな提供方法として、「販売プラン」を開始すると発表した。
FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)機器や機械工具の専門商社の中央工機(名古屋市昭和区、黒川学社長)は昨年9月、愛知県安城市にある安城営業所併設の物流自動化ショールーム「クリエイトスペース」をリニューアルオープンした。ショールームでは、協働ロボットや自律走行型搬送ロボット(AMR)を使った複数のデモシステムを展示する。同社はクリエイトスペースの開設を機に工場内物流の自動化ソリューション提案を強化し、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)としての認知度向上につなげる構えだ。
安川電機は7月25日、各種装置を制御するマシンコントローラー「MPX1000シリーズ」の新ラインアップとして、ジェイテクト製のプログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)との組み合わせが可能な「MPX1012J」を発売した。主に自動車関連の製造装置向けに使われるジェイテクト製のPLC「TOYOPUC-Nano(トヨプックナノ)10GX」の各モジュールをつなぐ土台となる「ベースモジュール」に直接接続して使える。