生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

新着記事

NEW ARTICLE

新たなロボット専門展、2020年7月に愛知で/ニュースダイジェスト社・愛知県機械工具商業協同組合

ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)は1月11日、愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、名古屋市熱田区、水谷隆彦理事長)との共催で、産業用ロボットと自動化システムの専門展示会「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボット・テクノロジー・ジャパン)」を立ち上げると発表した。2020年7月2日~4日の計3日間、今年9月に開業予定の愛知県国際展示場「アイチ・スカイ・エキスポ」で初開催する。

“身の丈の自動化”が普及の鍵/自動化推進協会松元明弘会長

次世代の自動化とはどういったものか――。より多くのセンサーを搭載し、最新のデジタル技術で完全自動化を実現するシステムだろうか。「そうではない」と自動化推進協会の松元明弘会長(東洋大学教授)は言う。自動化のすそ野が広がる中で「シンプルなからくり仕掛けや昔からあるメカ機構とデジタル技術を適材適所で組み合わせた、中小企業でも導入できる“身の丈の自動化”が求められている」と語る。

大阪でロボットSIerのイベントを開催/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

 FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は1月29日、大阪市住之江区のアジア太平洋トレードセンター(ATC)で「2019 Winter SIer's Day(ウィンター・エスアイアーズ・デイ) in Osaka Kansai(大阪・関西)」を開催する。ロボットのシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の認知度向上とSIer同士のネットワーク構築が目的で、午前・午後の2部制。午前の部はSIerを対象に、ロボットメーカーの不二越と川崎重工業が「儲かるSIerのつくりかた」をテーマに講演する。

[気鋭のロボット研究者vol.4]AIで物の形から使い方を推定【後編】/中京大学橋本学教授

連載4回目を迎えた今回は、3つの分野のセンシング・情報処理技術を主な研究テーマに掲げる中京大学の橋本学教授に話を聞いた。2018年12月3日にアップした前編では、産業用ロボットに関わる分野の研究として、ばらばらに積まれた物体をつかみ上げる(ピッキング)時に使われるロボットの視覚システムの事例を紹介した。後編では製造現場ではなく、一般家庭にロボットを導入する時に求められる視覚システムを取り上げる。橋本教授は、物体の形状から機能、つまりその物体の使い方を人工知能(AI)で推定する機能認識のシステムを開発した。

[新春対談]橋本康彦ロボ工会長×飯村幸生日工会会長【後編】

人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)の出現により、工場の自動化(ファクトリーオートメーション、FA)技術が大きく進化している。FAが発展した近未来の工場とはどんなものか。日本の製造業はどう変わるのか。FA設備財の代表格である工作機械と産業用ロボット、それぞれの業界のトップである日本ロボット工業会の橋本康彦会長と日本工作機械工業会の飯村幸生会長に語ってもらった。

[新春対談]橋本康彦ロボ工会長×飯村幸生日工会会長【前編】

人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)の出現により、工場の自動化(ファクトリーオートメーション、FA)技術が大きく進化している。FAが発展した近未来の工場とはどんなものか。日本の製造業はどう変わるのか。FA設備財の代表格である工作機械と産業用ロボット、それぞれの業界のトップである日本ロボット工業会の橋本康彦会長と、日本工作機械工業会の飯村幸生会長に語ってもらった。

協働ロボメーカーが日本支店を移転/ユニバーサルロボット

デンマークに本社を置く協働ロボットのメーカー、ユニバーサルロボット(東京都港区、山根剛北東アジアゼネラルマネージャー)は日本支店を移転し、2019年1月4日から新住所での営業を開始した。新しい住所や連絡先は以下の通り。・住所 〒105-0014 東京都港区芝2-28-8 芝二丁目ビル14階・TEL03-3452-1202・FAX 03-3452-1257

[注目製品PickUp!Vol.5]最小、最軽量の持ち運べる6軸ロボット【後編】/安川電機 「MotoMINI」

安川電機の産業用ロボット「MotoMINI(モートミニ)」が6軸の垂直多関節ロボットとして業界最小、最軽量(同社調べ)を実現できた要因は、内骨格構造と樹脂製カバーの採用だ。大幅に軽量化したことで、小型モーターでも十分にアームを動かせるようになり、ロボット全体を小型化できた。部品コストを抑えたことで同社のラインアップの中で最も低コストで導入できる産業用ロボットになった。導入コストが低ければ中小企業も導入しやすく、ロボットの普及を後押しできる。

[注目製品PickUp!Vol.5]最小、最軽量の持ち運べる6軸ロボット【前編】/安川電機 「MotoMINI」

今回紹介する注目製品は、安川電機の6軸多関節ロボット「MotoMINI(モートミニ)」。6軸の垂直多関節ロボットとして業界最小、最軽量(同社調べ)が最大の特徴だ。本体の重量は約7kgで、人が簡単に持ち運べるレベル。小さく軽いので、走行装置や周辺機器も小型化でき、密集したレイアウトを採ることができる。2017年6月に発売して以来、メーカーが想定しなかった使い方もされているという。

TOP