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[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.11]注目高まるSIer 、協会設立までの道のり【前編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第11回。今回はFA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、久保田和雄三明機工社長)設立までの道のりを紹介する。

デンマークに世界最大級の協働ロボの新施設/ユニバーサルロボット、モバイル・インダストリアル・ロボット

デンマークに本社を置く協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR)は2月7日、自律走行型搬送ロボットを製造する同じくデンマークのモバイル・インダストリアル・ロボット(MiR)と共同で、両社の新たな本拠地となる施設「コボットハブ」(=写真はイメージ)を建設すると発表した。両社が本社を置くオーデンセ市に建設する。建屋面積は3万2000㎡で、2022年初頭に完成する予定だ。両社は総額で3600万ドル(約40億円)を投資する。新施設の建設を通して、協働ロボットと自律走行型搬送ロボットの各領域での両社のリーダーシップをさらに強化し、優秀な人材の確保にもつなげる。MiRのトーマス・ビスティー最高経営責任者(CEO)は「優れた設備を備えた専門的な環境を提供することで、世界中から人材を集めたい」と話す。

ロボットの導入検討企業向けイベントを2月21日に開催/東京都中小企業振興公社

東京都中小企業振興公社は2月21日、東京都千代田区のエッサム神田ホールで「第2回ロボット合同研究会~システムインテグレーターとの情報交換会~」を開催する。産業用ロボットの導入を具体的に検討している都内中小企業が対象で、参加費は無料。定員は20人。今回は特に、機械加工に関連するロボットシステムをテーマに掲げた。

本気で協働ロボ用ハンドの世界シェアトップへ/シュンク・ジャパン

ドイツのロボットハンドメーカー、シュンクは協働ロボット向けの提案を強化する。日本法人のシュンク・ジャパン(東京都品川区、谷本昌信社長)が出展した昨年12月の「2019国際ロボット展」(iREX2019)では、展示した製品の大半が協働ロボット向けハンドだった。小間内には複数社の協働ロボットを設置し、新製品や人気製品を実演した。

[SIerを訪ねてvol.12]人材派遣業から生まれた異色のSIer【後編】/アウトソーシングテクノロジー

アウトソーシングテクノロジー(東京都千代田区、茂手木雅樹社長)は、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業を担う関西開発センターを立ち上げ、人材派遣に次ぐ経営の柱として確立すべく事業拡大に力を入れる。同社ではロボットを使った自動化システムに加え、より上位のシステムを含めた生産管理システム全体の開発も請け負う。工場を持たないファブレスSIerで、人材派遣で培った人材や技術力を活用し、独自路線を歩む。足元では食品工場や中小規模の各種加工会社からの引き合いが多く、受注に対応するため2021年には今の2倍超となる35人程度まで陣容を拡大する考えだ。そのためにも、今いる若手社員の育成に力を入れる。

[SIerを訪ねてvol.12]人材派遣業から生まれた異色のSIer【前編】/アウトソーシングテクノロジー

今回紹介するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)は、2019年にSIer業界に参入したアウトソーシングテクノロジー(東京都千代田区、茂手木雅樹社長)だ。同社は大手人材派遣業のアウトソーシングのグループ企業で、技術系人材の派遣を手掛ける。エンジニアを労働力として派遣する従来のビジネスモデルに加え、技術的な困りごとの解決を請け負うビジネスモデルを確立するのが参入の狙い。同社内では人材派遣ではなく業務請負に力を入れる部署が複数あるが、プロダクトソリューション部の関西開発センターでは、自動化システムの構築を請け負うことで顧客の人手不足解決を図る。SIer事業の立ち上げを主導した関西開発センターの新佳久センター長に、事業の現在地とビジョンを聞いた。

機械学習機能付きの自動ピッキングロボットを発売/オカムラ

物流向けの自動化システムを販売するオカムラは2月4日、米国マサチューセッツ州に本社を置くライトハンドロボティクス製のロボットシステム「RightPick2(ライトピック2)」を国内発売すると発表した。2月中に販売を開始する。ライトピック2は物流施設内での商品の取り出し作業(ピッキング)用のロボット。「ピースピッキング」と呼ばれる、箱単位ではない商品単体のピッキングに向く。人工知能(AI)技術の一種である機械学習機能を備え、作業の経験を重ねるほど対象物の把持がうまくなる。取扱商品の画像や形状、重さなどのデータを登録しなくてもピッキングができ、基本的な機械学習は済んだ状態で出荷するためすぐに使える。最大可搬質量は2kg。2月19日から21日までの3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2020」に出展し、同製品を国内で初披露する。

「ものづくりの集積地」のイベントに150人以上集まる/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の業界団体であるFA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は1月30日、名古屋市中区で「SIer’s Day(エスアイアーズデー)in なごや だがね」を開催した。153人が参加し、会場は盛り上がった。

[気鋭のロボット研究者vol.11]普及期の今こそ、ロボットの教示を簡単に【前編】/横浜国立大学 前田雄介准教授

近年、ロボットの性能向上が目覚ましい。それに伴い、ロボットに動作を教える教示作業も難しくなる。またロボットの適用範囲の拡大により、現場の担当者がロボットを教示できない事例も増えている。そんな時代にこそ、「ロボットの教示作業を簡単にする技術が必要」と前田雄介准教授は研究に取り組む。

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