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[気鋭のロボット研究者vol.13]柔軟物も確実にグリップ【後編】/関西大学 高橋智一准教授

関西大学の高橋智一准教授は、物を吸い着ける方法として負圧に着目し、使い勝手のいいグリッパーを研究する。タコの吸盤を模したグリッパーを紹介した前編に続き、後編では極小の弁(マイクロバルブ)を使ったグリッパーを紹介する。軟らかい物でもつかみやすく、落としにくい構造で、医療関係者も関心を寄せる。

[コラム]最新AIを超える知能

2000年代から現在までは、第3次人工知能(AI)ブームと言われる。1950~60年代の第1次ブームの技術的な特徴は「推論と探索」。コンピューターが自ら推論を立て、問題に対する解を探索する。しかしゲームなど明確なルールの下でしか解を出せず、実用性は乏しかった。第2次ブームは80年代~90年代前半で、「知識表現」が特徴だった。コンピューターに専門知識とルールを入れることで、専門家のような判断ができる。機能に限界はあったが産業界でも使われた。

安全柵、狭い場所でも大開口ドアが可能に/キャプテンインダストリーズ

産業機械部品などを輸入販売するキャプテンインダストリーズ(東京都江戸川区、山下宏社長)は7月20日、産業用ロボットなどを囲む安全柵用のドアシステム「コンバインド ヒンジ/スライド・ドア」を国内発売した。ヒンジ式のドアとスライド式のドアを融合させたシステムで、本体パネルにスライドレール、支柱にヒンジを付加した。

シリーズ最大! 1.5t可搬のAGVを世界一斉発売/オムロン

オムロンは7月22日、シリーズ最大の可搬質量1.5tを誇る無人搬送車(AGV)「モバイルロボットHD-1500」を、世界中の市場に向けて一斉に発売した。同社は可搬質量60、90、250kgのAGV「モバイルロボットLDシリーズ」を販売するが、需要の高い重量物搬送の市場を狙って新製品の開発に至った。これまでフォークリフトを使用していた工程をAGVによる自動搬送に切り替えることで、人の密集などを防止でき、さらに人手不足の解消にも貢献する。

アスクルに搬送ロボットを111台導入/ギークプラス

中国に本社を置く物流用の搬送ロボットメーカー、ギークプラス(日本法人=東京都港区、佐藤智裕社長)は7月20日、物流コンサルティング事業などを手掛けるSBロジスティクス(東京都港区、冨澤文秀社長)とともに、大阪府吹田市にあるアスクルの物流センターに搬送ロボット「P500R」を111台導入したと発表した。

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