食器の仕分けを完全自動化するための実証実験を開始/TechMagic
調理ロボットを開発するTechMagic(テックマジック、東京都江東区、白木裕士社長)は4月26日、厨房機器を開発、販売するフジマックと共同開発した食器自動仕分けロボット「finibo(フィニーボ)」の実証実験を開始したと発表した。同実験は機内食の製造や調理をするANAケータリングサービス(東京都大田区、川崎三喜男社長)の協力で実施する。
生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン
NEW ARTICLE
調理ロボットを開発するTechMagic(テックマジック、東京都江東区、白木裕士社長)は4月26日、厨房機器を開発、販売するフジマックと共同開発した食器自動仕分けロボット「finibo(フィニーボ)」の実証実験を開始したと発表した。同実験は機内食の製造や調理をするANAケータリングサービス(東京都大田区、川崎三喜男社長)の協力で実施する。
ロボットシステムを設計、製作するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。第18回は、金沢市に本社を置く津田駒工業が2018年に立ち上げたSIer事業「TRI」を紹介する。搬送装置やストッカーも含め、金属部品などの生産ライン全体をワンストップで構築できるのが最大の強みだ。顧客にロボットシステムを提案するだけではなく、自社工場の自動化も担う。自社工場をショールームとして公開し、TRIの認知度向上や受注獲得を目指す。
川崎重工業は4月21日、京都大学医学部附属病院、検査機器大手のシスメックスと共同で、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を目的とした大規模全自動PCRロボットコンテナの社会実装に向けた有用性評価」の共同研究を開始すると発表した。
川崎重工業は4月26日、6軸垂直多関節ロボット「RS013N」を国内で発売した。電機・電子業界や食品業界を中心とした小型ロボット導入のニーズに対応する。
神戸大学やNTTドコモ、メディカロイド(神戸市中央区、浅野薫社長)の3者は4月16日、商用の次世代通信規格(5G)を介した国産手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)サージカルロボットシステム」の遠隔操作の実証実験を実施した。メディカロイドは川崎重工業と医療機器・試薬メーカーのシスメックスの合弁会社。同システムは、川崎重工の産業用ロボットに関する技術などを生かして開発した製品。
FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は、「新入社員向け基礎講座」と「ロボットSI基礎講座」をウェブ上で開催する。
豊田自動織機は4月1日、自動運転フォークリフト(AGF)や無人搬送車(AGV)、自律移動搬送ロボット(AMR)などの自動物流車両・機器を統合制御するシステムを開発する新会社「T-Hive. B. V.(ティーハイブ)」を、オランダのヘルダーラント州に設立した。
安川電機は4月20日、ロボットアームと溶接設備などをパッケージにした「MOTOPAC(モートパック)」シリーズの新たなラインアップとしてレーザー溶接パッケージ「MOTOPAC-RL2D300-GP25JP」を発売した。
日本ロボット工業会(JARA、会長・小笠原浩安川電機社長)は4月22日、2021年1-3月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や出荷額を発表した。受注額は前年同期比43.2%増の2460億円を記録した。3四半期連続の増加。四半期としては20年10-12月期に記録したばかりの過去最高額を再び更新した。国内需要の勢いがない一方、中国を中心にしたアジアは全般的に好調だった。また、生産額は同22.1%増の2074億円、出荷額は同24.7%増の2144億円と、それぞれ2四半期連続で増加した。特に中国向けの輸出金額は次世代通信規格(5G)関連や溶接向けを中心に840億円となり、全輸出額の51%を占めた。JARAは「新型コロナウイルスの感染症の影響や地政学的リスクなど、先行きは不透明だが、需要を強くけん引する」と中国を評価する。
工場自動化(ファクトリオートメーション)向けシステム開発の大手、米国ロックウェル・オートメーションと、イタリアの大手ロボットメーカーのコマウは4月20日、ロボット制御ソリューションで協業すると発表した。