[SIerを訪ねてvol.16]難しい仕事が「飯のタネ」、駆け込み寺のSIer【後編】/コスモ技研
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」で、愛知県小牧市に本社を置くコスモ技研(五十嵐宏一社長)を訪問した。競合他社が敬遠する難しい案件を「飯のタネ」とし、顧客から駆け込み寺と認識される同社が注力するのは、モノのインターネット(IoT)技術などの最先端のデジタル技術を取り入れたスマートファクトリー(次世代工場)化の提案だ。
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システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」で、愛知県小牧市に本社を置くコスモ技研(五十嵐宏一社長)を訪問した。競合他社が敬遠する難しい案件を「飯のタネ」とし、顧客から駆け込み寺と認識される同社が注力するのは、モノのインターネット(IoT)技術などの最先端のデジタル技術を取り入れたスマートファクトリー(次世代工場)化の提案だ。
シンフォニアテクノロジーは9月16日~18日の3日間、ウェブ上でバーチャル展示会を開催する。最新の製品や技術を紹介し、チャット機能を使って説明員が閲覧者の質問に即時回答する。ウェブセミナー形式による製品プレゼンテーションも複数開催する。
茨城県阿見町に本社を置いていた日本サポートシステム(天野真也最高経営責任者<CEO>)は8月、本社を茨城県土浦市に移転した。事務所と工場を一体化した構造で、延べ床面積は2539㎡。工場面積は旧本社工場よりも25%大きい。1階の工場は船の甲板をイメージしたデザインを採用し、2階の会議室は「世界海洋」をモチーフにした。
ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。16回目の今回は、愛知県小牧市に本社を置くコスモ技研(五十嵐宏一社長)を訪問した。同社が得意とするのは、付加価値が高く特殊なロボットシステム。競合他社が敬遠する難しい案件を「飯のタネ」とし、顧客からは駆け込み寺のSIerとして認識される。
工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)機器などを販売する商社の三機(名古屋市熱田区、木島正人社長)は10月6日~9日の4日間、本社で「三機プライベートショー2020」を開く。
ロボットシステムなどを囲む安全柵「エックス・ガード」を国内で販売する輸入商社のキャプテン・インダストリーズ(東京都江戸川区、山下宏社長)は9月7日、エックス・ガードのドア用ロックシステム「エックス・イット」を発売した。
機械部品や産業用ロボットなどを販売する商社の京二(東京都千代田区、井口宗久社長)は、8月から「出張ロボットスクール」を開講し始めた。ロボットを導入しても操作できるか心配、最新のロボットの使い勝手が知りたい、ロボットに動作を教え込むティーチングを自社でできるようにしたいといった企業向けに、同社がロボットを持って出向き、受講企業の会議室などで講習会を開く。
スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は9月から、真空ソフトグリッパー「piソフトグリップ」の小型バージョンの販売を開始した。
川崎重工業と、同社グループでITシステムやネットワーク構築を担うベニックソリューション(兵庫県明石市、占部博信社長)、関西電力子会社のオプテージ(大阪市中央区、荒木誠社長)の3社は9月3日、企業が独自に構築できる第5世代移動通信システム(ローカル5G)の実証実験の予備免許を取得した。
大手鋳造装置メーカーの新東工業は、新しい事業の柱として昨年2月に産業用ロボット向けひずみゲージ式6軸力覚センサー「ZYXer(ジクサー)」の製造販売を開始した。従来の製品に比べて小さな力の変化も検知できるため、人の繊細な力加減が求められる作業をロボットに置き換えられる。ジクサーは幅広い産業に使える可能性があるが、現状は幅広くPRするのではなく、産業用ロボット向けの提案に力を入れる。「まずは産ロボ向けにジクサーを定着させ、そこから活躍の範囲を広げていきたい」と田名網克周グループマネージャーは言う。