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2026.11.06
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ロボットアイデア甲子園大阪大会が開催/日本ロボットシステムインテグレータ協会

日本ロボットシステムインテグレータ協会が主催する「2026ロボットアイデア甲子園」の地方大会が、順次開催されている。今年は全国22カ所で地方大会が開催され、約1300人の高校生が参加する。10月3日には、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のHCI(大阪府泉大津市、奥山浩司社長)が共催する大阪大会が開催された。高校生らしいアイデアが審査員を感心させたり意表を突く場面もあり、十人十色の発表に会場は湧いた。

(松川裕希:ロボットダイジェスト編集部)

連続参加の学生も

大阪大会では恒例となった開会の場面

 ロボットアイデア甲子園大阪大会が10月3日、泉大津市の泉大津商工会議所で開催された。7月に実施された産業用ロボットの見学会を経て、産業用ロボットを活用するアイデアを募集。書類選考による一次審査を通過した11人の高校生が参加し、中には昨年から連続して参加した学生もいた。

 

 開会のあいさつでHCIの奥山社長は「今日は持てる力を発揮していいプレゼンをしてもらいたい。緊張していると思うが、楽しんで発表してほしい」と激励。奥山社長の掛け声に合わせて拳を突き上げ、気合い十分に開会した。

熱のこもった発表が続々と

 参加者は、一次審査からアイデアに磨きをかけて発表。災害時に避難所での生活を助けるロボットや農作物の収穫を手伝うロボットから、家庭用の天井レール式の搬送ロボットやテレビゲーム中に食べ物をつかんで汚れた手指を洗うロボット、人里に近付くクマを山に誘導するロボットなど、多種多様なアイデアが披露された。

 

 社会問題に対する意識の高さや日常生活に根差したユニークなアイデアに、普段はロボットメーカーや周辺機器メーカーの経営などを担う審査員が、感心したり意表を突かれる場面もあった。アイデアの独自性やプレゼンの工夫を評価する声とともに、価格や需要の想定を問う質問や、アイデアをさらに具体化するためのアドバイスが寄せられた。

工夫を凝らし完成度の高いプレゼンが披露された
審査員からは真剣な質問も飛んだ

全国大会へ意気込み

参加者と審査員で記念撮影

 大阪大会で最優秀賞を受賞したのは、車いすに乗る人の買い物を手伝うロボット「猫型のび~るくん」を発表した大阪府立都島工業高校1年の佐藤紫咲奈さん。プレゼンターを務めた奥山社長は「総じて審査員の評価が高かった。車いすに乗る人に使ってもらうストーリー性も良かった」と寸評。佐藤さんは「まさか選ばれるとは。これから全国大会に向けてしっかりと準備したい」と話した。

 

 参加者の表彰や記念品の贈呈に続いて、審査委員長を務める野田哲男大阪工業大学教授が「審査は接戦で、僅差で勝負が分かれた。うれしい思いは周りに伝えてほしい。悔しい思いは次の大会、次のステップにつなげてほしい」と大阪大会を総括。「これからさらにプレゼンを鍛え上げて、全国大会で頑張ろう」と話し、12月19日に東京で開催される全国大会に向け必勝を期して閉会した。

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