ロボットアイデア甲子園大阪大会で熱戦/日本ロボットシステムインテグレータ協会
ロボットアイデア甲子園の地方大会が今年も各地で開催されている。12月20日に開催される全国大会への出場をかけて、11月までに過去最多の23大会が開催される。10月4日にはシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のHCI(大阪府泉大津市、奥山浩司社長)が共催する大阪大会が開催され、1次予選を通過した9人の高校生がアイデアを発表。工夫と熱意のこもったプレゼンテーションに、審査員は聞き入った。
大阪大会に過去最多の80人が参加
アイデアを検証する行動力に高い評価
他にも農業ロボットや建設ロボットなどさまざまなアイデアが発表され、審査員から質問が飛ぶなど会場は盛り上がりを見せた。審査員は創造性、社会性、実現性、市場性、アピール性、表現性の6項目の審査基準で30分にわたり協議。その結果、井戸掘りロボットを提案した高橋さんが、東京で開催される全国大会への切符を手にした。アイデアを検証する行動力と、災害対策という社会問題への意識が評価された。
審査委員長の野田哲男大阪工業大学教授は「拮抗(きっこう)したトップ争いで、社会性の評価が決め手になった。今回悔しい思いをした人も、常に考え続けて次の機会を狙っていこう」と総評。「全国大会へ向け、アイデアやプレゼンをさらにブラッシュアップしてほしい」と期待を寄せた。
(ロボットダイジェスト編集部 松川裕希)
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