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2026.10.27
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[ショールーム探訪 vol.45] 搬送から検査、積み付けまで一気通貫!/ティーネットジャパン「名古屋デジタルイノベーションセンター」

ティーネットジャパン(高松市、木本泰樹社長)は公共事業の発注者支援事業をはじめ、ITシステムの開発や生産設備の自動化、プラントエンジニアリングなど幅広い技術領域で事業を展開する。2024年に開設したショールーム「名古屋デジタルイノベーションセンター(Ndic-X)」では自動化・省人化をテーマに、複数の自律走行型搬送ロボット(AMR)と協働ロボットを組み合わせたデモラインを展示している。自社開発の制御システムで、AMRによる搬送から協働ロボットによる工程間の受け渡し、外観検査、積み付け(パレタイジング)まで一貫して自動化する。

(平川一理:ロボットダイジェスト編集部)

自動化・省人化をテーマに名古屋にもdic-Xを

Ndic-Xの外観。1階にショールームの機能を備える

 名古屋駅前の高層ビル群を望む名古屋市中川区の一角に、ティーネットジャパンが2024年10月に開設したショールーム「名古屋デジタルイノベーションセンター(Ndic-X)」がある。最寄りの近鉄名古屋線「黄金駅」からは徒歩7分の距離だ。

 地上2階建てのNdic-Xは、2階に執務スペースや開発スペースを備える。1階全体がショールームになっており、約330㎡のスペースを有する。

 同社はITシステムの開発部門とロボットを含む生産ラインの立ち上げなどを担うSI(システムインテグレーション)部門が連携し、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する技術やソリューションの研究開発、実証、人材開発を進める場としてdic-X(ディックス)を展開する。

 名古屋の他、横浜や大阪、福岡にdic-Xを開設し、各種制御システムや外観検査システム、協働ロボットなど、拠点ごとに異なるテーマを掲げている。

中国のヒューマノイドロボットメーカー、EngineAI(エンジンAI)のヒューマノイド「T800」を展示している

 自動車関連をはじめとした製造業が集積する愛知県で、自動搬送をテーマに開設したのがNdic-Xだ。かねてより協業している機械商社の住友商事マシネックス(東京都千代田区、山名宗社長)と共同で設立した。名古屋地区に多くの顧客を持つ住友商事マシネックスの顧客基盤と、顧客の要望に沿ったシステム構築を一貫して手掛けるティーネットジャパンの提案力を組み合わせる。

 導入前の自動化システムの検証は、大阪や福岡の拠点でも受け入れてきたが、新規顧客が見学できるショールームの機能を持たせたのは名古屋が初めてという。

 現在、韓国の斗山(ドゥーサン)ロボティクスの協働ロボットを6台、ダイヘンとKeigan(ケイガン、京都府精華町、徳田貴司社長)のAMRなどを展示する。また、自動化システムの構築などで協業するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のSactive(サクティブ、愛知県江南市、佐久間茂美社長)が保有するヒューマノイド(ヒト型)ロボットを使ったデモも実施する。

 ティーネットジャパンのSI事業本部システムソリューション事業部の大川穣副事業部長は「このショールームでは搬送対象物(ワーク)の搬送から外観検査、工程間の受け渡し、パレタイジングまでを自動化する一連のデモラインを展示している。注目の新技術としてヒューマノイドロボットも紹介しており、来場者に動作のイメージをつかんでもらうのが狙い」と説明する。

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