新工場に拠点を集約し、生産性向上/イグス
ドイツに本社を置く樹脂部品メーカー、イグスの日本法人(東京都墨田区、吉田剛社長)は6月2日、栃木県さくら市に建設した新工場の竣工(しゅんこう)式を開いた。同県内4カ所にあった拠点を集約し、倉庫と組立工場として運用する。ドイツの本社工場のコンセプトを受け継ぎ、広い空間と柔軟性を実現した。
輸入した部品を組み立て
コンセプトは広さと柔軟性
同工場は2階建てで、延べ床面積が約1万㎡。1階に入庫エリアと入庫品の検品エリア、倉庫エリア、組み立てエリアなどがある。2階には展示会用備品などを置く保管エリアやオフィス、食堂などを配置した。
ドイツ本社の工場は柱や壁を最小限にすることで、作業空間の広さ、レイアウト変更しやすい柔軟性を備えるという。栃木さくら工場でもそのコンセプトを継承し、各所に工夫を凝らした。倉庫エリアでは法規制に準拠した上で、柱を最小限にした。またレイアウトを変更しやすいよう、オフィスエリアも含めて配線は天井部を活用する。
竣工式にはドイツ本社のアーチュア・ペプリンスキー最高経営責任者(CEO)も駆け付けた。「日本の製造業は市場規模が大きく、品質に対する要求レベルも高いため、わが社が成長するのに重要な市場。日本も含め、グローバルの拠点で自動化を進めている」と語った。
同工場は6月下旬に本格稼働し、8月ごろに1階にショールームの設置を予定する。また敷地内には約5000㎡の増設予定地があり、工場のさらなる拡張も計画する。
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