ロボット導入の支援に乗り出す/イグス
ドイツに本社を置く樹脂製品メーカーのイグス(ノルトライン・ベストファーレン州、フランク・ブラーゼ最高経営責任者)は4月1日、中小企業のロボット導入を支援するウェブサービス「RBTX」を開始した。同日からドイツのハノーバーで開催された産業見本市「ハノーバーメッセ2019」で概要を明らかにした(=写真)。
RBTXでは顧客が自らのニーズに合わせ、ロボット本体に加えてハンドやビジョンセンサーなどの周辺機器を、ブラウザー上で自由に選定できる。ロボット本体は樹脂製の垂直多関節ロボット「ロボリンク」など、イグスが独自開発したロボットから選べる。サービスの利用は無料。ロボットを使ったことがない顧客などに向け、RBTXでロボットの導入を支援する狙いだ。
現在は同社の他に、ドイツに本社を置くロボット用ハンドメーカーのシュンクやシュマルツ、制御機器メーカーのベッコフオートメーションなど16社がRBTXに参加する。今後もパートナー企業を順次増やす。また、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のパートナー企業の拡充にも注力する。
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