2024.02.07
★お気に入り登録

韓国のロボット密度、世界1位に/国際ロボット連盟

 ドイツに本部を置く国際ロボット連盟(IFR、マリーナ・ビル会長)は1月10日、製造業関連の従業員1万人当たりの産業用ロボットの稼働台数を表す指標「ロボット密度」の2022年の世界ランキングを発表した。

 国別に見ると、韓国が従業員1万人当たり1012台で首位に立った。韓国では17年以降、ロボット密度が年平均6%のペースで上昇している。2位はシンガポールで同730台だった。また、ロボット密度が17年から年平均5%ペースで増加するドイツが同415台で3位についた。4位には同397台で日本、5位には同392台で中国がそれぞれランクインした。

 ビル会長は「ロボット密度を地域別や国別で比較することで、世界の製造業の自動化の進み具合を明らかにできる。22年のロボット密度の世界平均は151台と過去最高に達し、6年前の統計から2倍以上伸びた」と述べる。

同じ企業の記事

>>[創刊特別インタビュー]10年後が楽しみ/国際ロボット連盟津田純嗣会長

>>世界の産ロボ販売台数がこの5年で2倍に/国際ロボット連盟

>>ブレグジット問題を抱える英国でロボット導入が停滞/国際ロボット連盟

>>2019年の世界の産ロボ新規導入は37万台。日本は導入台数2位/国際ロボット連盟

>>過去最高を更新、2018年の世界のロボット販売額/国際ロボット連盟

>>従業員1万人あたりの産ロボ稼働台数の世界平均は113台、日本は3位/国際ロボット連盟

>>20年の世界の産ロボ新規導入は38万台、コロナ禍でも中国好調/国際ロボット連盟

>>新会長にABBマリーナ・ビル氏、副会長にファナック山口賢治社長を選出/国際ロボット連盟

>>21年の世界の産ロボ新規導入は50万台、過去最高を記録/国際ロボット連盟

>>産ロボ新規導入実績、アジアが欧米を大きくリード/国際ロボット連盟

>>2024年のロボットトレンド、トップ5を発表/国際ロボット連盟

>>米企業、ロボットに積極投資/国際ロボット連盟

>>過去最多400万台超のロボットが世界で稼働/国際ロボット連盟

>>安川電機の小笠原浩会長がデミング賞本賞を受賞

>>ロボット密度は7年で2倍以上に! 国別ランキングを発表/国際ロボット連盟

>>ロボットの5大トレンドを発表/国際ロボット連盟

>>ロボット業界で活躍する10名の女性を選出/国際ロボット連盟

>>中国、ロボットとハイテクに1兆元の巨額投資へ/国際ロボット連盟

>>欧州自動車産業、ロボット導入が高水準維持/国際ロボット連盟

>>日本の自動車産業、ロボット導入が過去5年間で最多に/国際ロボット連盟

★お気に入り登録

BASIC KNOWLEDGE