生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2023.04.13

単純作業の自動化に向くモジュール型ロボットを発売/THK

 THKは4月5日、工作機械への加工対象物(ワーク)の投入など、単純作業の自動化に適したロボット「MLS」を発売した。シンプルな構造をしており、機能に必要な要素部品をまとめたモジュールをボルトで組み立てて使う製品だ。駆動部のモジュールは3つで、それぞれ昇降、伸縮、旋回の機能を持つ。
 ベース部分の昇降モジュールは上下に200mm動く。伸縮モジュールは水平方向に直線運動し、ストロークは500mm。旋回モジュールは伸縮モジュールを最大で300度回転させる。配線ケーブルやチューブもモジュールにまとめられているため、複雑な配線作業をせずに短時間で導入して稼働させられる。独立したモジュールごとに購入や交換でき、保守やメンテナンス時の効率が良い。

関連記事:単機能は分かりやすく、扱いやすい/THK
関連記事:福岡にソリューションセンター開設/THK
関連記事:ロボット関節用の回転モジュールを受注開始/THK

TOP