アイデアの共創に向けラボ新設/ベッコフオートメーション
最新技術の活用案を募集
共創ラボの開設に合わせて「XPlanarアイデアソン2023」を開催する。次世代ロボットエンジニア支援機構(川節拓実代表理事)と共催で、エクスプラナーの活用方法のアイデアを募る。
川野社長はさまざまな業界で「最新技術に興味はあるが、用途を検討する機会がない」との声を多く聞くという。
そこで、技術者同士が構想を持ち寄って交流できるよう、アイデアソン(特定のテーマについてアイデアを出し合うイベント)を企画した。個人や法人だけでなく、学生や学校も参加できる。
最優秀賞をはじめ複数の賞を設けており、賞金総額は100万円に上る。
次世代ロボットエンジニア支援機構は国内の製造業の活性化を目指し、小中学生のロボットコンテスト出場の支援や自動化技術の勉強会主催などに取り組む。
開催に向け、川節代表理事は「エクスプラナーは革新的な搬送システムで、開発者の想定を超えるような活用方法がある。新たに生まれるアイデアの審査に協力したい」と話す。
同社は9月12日にオンライン説明会を開き、概要や応募方法などを伝える。参加申し込みは11月30日の午後5時まで。24年1月に最終審査と授賞式を実施する。
(ロボットダイジェスト編集部 水野敦志)
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