
2日目の来場者数
愛知の産ロボ展「ロボットテクノロジージャパン2022」の2日目の来場者は、18320人です。
2日間合計は33207人です。事前に掲げた目標の3万人を超えました。ありがとうございます。
今日も大変暑い予報です。お気をつけてお越しくださいませ。
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REAL TIME REPORTING
愛知の産ロボ展「ロボットテクノロジージャパン2022」の2日目の来場者は、18320人です。
2日間合計は33207人です。事前に掲げた目標の3万人を超えました。ありがとうございます。
今日も大変暑い予報です。お気をつけてお越しくださいませ。
ニッタ(D-21)は、ソフトハンド「ソフマティックス」とツールチェンジャー「ニッタオメガ」の新製品を出展する。中でもソフマティックスは、既存の3機種に今後発売予定の10機種を加えた全13機種を出展し、多くの来場者が関心を寄せる。
工作機械を使った金属加工の自動化が進む。しかし、加工トラブルの突発で良品を作り続けるのが難しいことも多い。そこで、加工トラブルを抑止しながらの自動化を提案するのが、ユアサ商事(B46)だ。
ツガミのマシニングセンタ「VA4」や自社開発の加工物取り出し用ロボット「ロボコンボ」を組み合わせた。さらに、各種センサーを駆使して、加工トラブルを事前に検知し、停止や修正をする。また、加工状態を保つため、加工液の保全機器も合わせて提案する。
開発を率いるユアサ商事の金山久樹市場開発部長は「単に工作機械とロボットを提案するのでなく、『加工条件の安定』もないと完全な自動化はできない。今は理想の8割まで達成した」と、さらなる高みを目指す。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のスターテクノ(愛知県岩倉市、塩谷陽一社長、B-43)は、パーツフィーダー「ビジョンフィーダー」を出展する。NTNと共同開発し、複数種類のワークに対応できるのが特徴だ。2Dビジョンセンサーでワークの中心部の形状を特定するだけでピッキングできる。複数のワーク(加工対象物)に対応できるだけでなく、ワークにバリが残っている場合でもピッキングできるため、チョコ停を防いで作業効率の向上に貢献する。営業部営業課の宮崎正樹さんは「ハンド部分を変えることで多様なワークに対応できる」と話す。
THK(C-67)は、省力化モジュール「MLS」を組み合わせたシステムを初披露した。加工機械などへの加工物の搬入出を想定する。ロボットハンドも含めて7kgまで搬送できる。
FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、C-06)は会期2日目の午後1時~午後4時にかけ、会場内の主催者ステージで「SIer’s Day in 愛知」を開催した。
システムインテグレーターの常盤産業(B16)は「ゴムパッキン自動組み付けシステム」を参考出展。安川電機とユニバーサルロボットの異なる協働ロボットを同期制御するソフトウエアをはじめ、柔軟物認識の人工知能(AI)なども独自開発した。
ミツトヨ(C66)は無人化や効率化といったテーマに合わせた展示で注目を集める。効率化では、「治具レスロボット計測システム」を展示。
富士精工(B-21)は協働ロボットと産業用ロボットを使ったローディングシステムのデモを展示する。穴が開いた円形のワーク(加工対象物)を協働ロボットがピッキングし、コンベヤーに設置する。コンベヤーで流れるワークの形状をカメラで認識し、産業用ロボットが形状ごとに決められたストッカーにセットする。最後に産業用ロボットがワークに合ったハンドに自動で付け替えてワークを工作機械にローディングする。営業部精機営業課SFGの阿部孝行主幹は「ピッキングからローディングまでロボットがするため、人が介入する必要がない」と話す。
常滑市内の三和小学校、鬼崎北小学校、常滑西小学校から小学生218人がRTJ2022を見学した。普段は目にすることのない産業用ロボットに触れ、ロボットの魅力を発掘してもらった。