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特集・トピックス

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初心に返り中小向けの自動化を/三機

加工補助具や工具などを幅広く扱う商社の三機(名古屋市熱田区、木島正人社長)は、昨年3月にRB企画課を新設し、協働ロボットやロボット周辺機器などの販売をスタートした。現在は3社の協働ロボットを取り扱い、コストを抑えた自動化の提案を強みとする。10月には、同社として初めてのプライベートショー(PS)を本社で開催。「うちの強みは低価格。中小企業が気軽に導入できる提案をしていきたい」と木島社長は強調する。

協働ロボットの導入・運用をサポート/日立ソリューションズ・テクノロジー

日立ソリューションズ・テクノロジー(東京都立川市、森山隆志社長)は、「協働ロボット活用ソリューション」をリニューアルし、11月5日から新サービスの提供を開始した。協働ロボットを導入するには、事前にリスクアセスメント(リスクの確認、評価、対処)の実施が必要だ。また、ロボットシステムの稼動を維持するには保守作業が欠かせない。そこで、リスクアセスメントの実施をサポートする「安全アセスメント支援サービス」と、保守作業を代行をする「運用アウトソーシングサービス」を新設した。

協働ロボットの周辺機器を拡充/オムロン

オムロンは11月9日、協働ロボット「TMシリーズ」向けの周辺機器群「プラグ・アンド・プレー」の新製品として、空気圧制御機器メーカーのSMCとCKDのグリッパーを追加したと発表した。
 プラグ・アンド・プレーは、オムロンが販売するTMシリーズ用に開発された周辺機器群。グリッパーの他に、ねじ締めユニットやビジョンセンサーなどもある。既存のラインアップはドイツやカナダなど海外メーカーの製品で、国内メーカーの取り扱いは今回が初めてだ。

日本法人のファンを作る【後編】/ABB中島秀一郎社長

ABBの日本法人(=ABB、東京都品川区)の社長に中島秀一郎氏が就任した。日本には大手ロボットメーカーがいくつもあり、ABBは日本法人だけ見れば大きくない。国内に競合がひしめくなかで、海外メーカーとしてどのように存在感を高めるのか。「ABBの優れた技術や製品に、日本法人ならではの付加価値を加えることが必要」と中島社長は話す。

日本法人のファンを作る【前編】/ABB中島秀一郎社長

ABBの日本法人(=ABB、東京都品川区)の社長に、ロボティクス&ディスクリート・オートメーション(RA)事業本部長としてロボット事業を統括してきた中島秀一郎氏が昇格した。日本人が社長に就任するのは12年半ぶりだ。ABBの日本法人生え抜きの中島社長は、今後のロボット業界をどのように見通すのか。新型コロナウイルス禍の荒波のなかでいかなるかじ取りをするのか――。中島社長に話を聞いた。

物流向けロボシステムの内覧会、12月に相次ぎ開催/MUJIN、Kyoto Robotics

12月に、パレタイズ(荷物の積み付け)など物流向けロボットシステムを展示する内覧会が相次いで開かれる。MUJIN(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は12月16日と17日の2日間、本社併設のロボットセンターで「MUJINロボット見学会『最新物流ロボットのリアル』」を開く。

パソコン大手が産ロボ発表、5Gで遠隔操作も/レノボ

中国の大手パソコンメーカーのレノボは10月28日、自社イベント「レノボ・テック・ワールド2020」で、移動式産業用ロボット「Daystar Robot(デイスターロボット、晨星機器人)」を発表した。自律移動可能な台車に、ロボットアームとカメラを搭載する。次世代通信規格(5G)の通信で遠隔操作も可能で、動作学習機能を備える。組み立て、塗装、検査工程などでの用途を見込む。

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