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[ショールーム探訪 vol.36]体験を何より重視/オリエンタルモーター「Robot Lab」

精密小型モーターメーカーのオリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は産業用ロボットも販売しており、それらを展示するショールームが「Robot Lab(ロボットラボ)」だ。単なるロボットの展示にとどまらず、実際の対象物(ワーク)を用いた搬送テストなどを積極的に受け入れる。ロボットの動作のプログラミング体験も実施する「体験型ショールーム」をコンセプトに掲げ、ユーザーのロボット導入における不安を解消する。

[活躍するロボジョ vol.38]顧客の課題は自身の課題/シュナイダーエレクトリックホールディングス 佐々井明日香さん

フランスに本社を置く電気機械メーカー、シュナイダーエレクトリックの日本法人シュナイダーエレクトリックホールディングス(東京都港区、青柳亮子社長)の佐々井明日香さんは、同社の幅広い自動化機器の製品群から日本市場へ投入する製品を決める製品戦略の責任者だ。自動化に悩む顧客に、リニア搬送システムや産業用ロボットの提案もする。佐々井さんは「顧客の課題は自身の課題」との意識を持ち、難しい案件でも国内外のエンジニアと連携し課題解決に臨む。

独自の振動制御技術を搭載したロボット発売/三菱電機

三菱電機は11月1日、産業用ロボット「MELFA(メルファ)シリーズ」の新製品「FR PLUS(プラス)」を発売した。動作が高速かつ高精度な点が大きな特徴。「メルファHigh Drive(ハイドライブ)機能」を搭載しており、独自の振動制御アルゴリズム(計算方法)で位置決め時の振動を抑えられる。動作経路の補正にも優れ、軌跡精度が高い。

ロボティクス事業所を増改築、「成長領域に投資」/ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は9月17日、今年6月に増改築が完了した浜松市中央区にある浜松ロボティクス事業所(=写真上)のお披露目会とロボティクス事業の設立40周年を祝うセレモニーを開催した。同事業所は半導体チップをプリント基板に載せる主力製品の「表面実装機」の他、スカラロボットやリニア搬送システムなどのFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)製品の開発、製造、販売を担う。

新型コントローラー・ペンダント発売、食品仕様もラインアップ/エプソン販売

エプソン販売(東京都新宿区、栗林治夫社長)は9月17日、水平多関節(スカラ)ロボット関連の新製品として、ロボットの動きを制御するコントローラー「RC800-A」とティーチペンダント「TP4」、そして食品グリス仕様のスカラロボット3種をラインアップし、受注開始したと発表した。

[直前特集RTJ2024 vol.5]ロボットにプラスアルファ、高機能化の提案が続々/周辺機器・要素部品

ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024にはロボットメーカーだけでなく周辺機器やロボットの要素部品メーカーも多数出展する。要素部品は産業用ロボット向けだけでなく、無人搬送車(AGV)や搬送機器向けの展示もあり、物流分野への提案が前回展よりも活発化しそうだ。周辺機器の分野では、ロボットハンドの他にハンドの付け替えを簡易にするハンドチェンジャーやハンドに搭載するセンサーなど、ハンドをより高機能にする製品の展示も目立つ。

小型ロボット発売、シミュレーションアプリで導入支援/オリエンタルモーター

精密小型モーターメーカーのオリエンタルモーター(東京都台東区、川人英二社長)は5月30日、ロボットとモーター、モーター用ドライバーの新製品を発表した。多関節ロボットアーム「OVRシリーズ」は、水平多関節(スカラ)ロボットと垂直多関節ロボットをラインアップしており、同社のロボットコントローラーで簡単に制御できる。OVRシリーズの導入前のシミュレーションができるスマートフォン(スマホ)用アプリ「MRC Reality(リアリティー)」などと合わせ、顧客の自動化を支援する。

[活躍するロボジョvol.27]生産技術は難しい。だからこそ、楽しい/シチズン時計 高橋怜奈さん

シチズン時計の製造革新課で初の女性社員である高橋怜奈さんは、主に産業用ロボットや自動化機器、光学機器とソフトウエアまでを組み合わせた生産システムの開発を担う。時計部品は小さく、精密さと生産性の両立を求められる作業が多い。高橋さんは「システムの開発案件は難しいものばかりです。だけど、難しいからこそ、楽しい。性格に合ってます」と笑顔を見せる。

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