NTTコムの新規事業プログラムに人型ロボが選出/THK
THKは5月20日、サービスロボット「SEED-Noid-Mover(シード・ノイド・ムーバー)」が、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区、丸岡亨社長)主催の「ExTorch Open Innovation Program(エクストーチ・オープン・イノベーション・プログラム)」のパートナーに選ばれたと発表した。
ExTorch Open Innovation Programとは、NTTコミュニケーションズが提供するサービスや技術と、パートナー企業の先進的なサービスを掛け合わせ、新規事業の創出を目指すプログラムだ。同プログラムのテーマの1つに、「完全無人化された次世代データセンターの創出」があり、SEED-Noid-Moverは同テーマで選出された。
SEED-Noid-Moverは、移動台車と人型の上半身を一体化させた、人間の動作を再現できるロボットで、インターネットの環境さえあれば、どこでも遠隔操作が可能だ。
SEED-Noid-MoverをNTTコミュニケーションズのデータセンター内に納めることで、これまでは人手が必要だった作業を無人化できる。完全無人化されたデータベースセンターの実現に大きく貢献できる可能性が評価された。
NTTコミュニケーションズは、5月に実証実験を始め、10月末に中間的な成果報告をする予定だ。
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