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2018.11.08
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「産業用ロボットってどう使う?」記者が実際にやってみた

産業用ロボットとはどんな物なのか――。実際にこの目で確かめよう、できれば実際に操作もしてみようと、名古屋で開かれた展示会に出かけた。ロボットだけでなく、ロボットを動かすシステムや、ロボットに作業させるために必要なハンドなどの周辺機器などが展示されているという。早速会場に向かった。

長い行列、あふれる人

開会式の会場にはあふれるほどの人

 「名古屋ロボデックス‐ロボット開発・活用展」が、今年9月に名古屋市港区のポートメッセなごやで開かれた。  ロボデックスが名古屋で開かれるのは今回が初めて。今回は自動車業界をテーマにした展示会やモノのインターネット(IoT)をテーマにした展示会など、4つの展示会の内の1つとして開催された。  開場前の開会式は、訪れた人たちで満杯。名古屋を中心にした中部圏は自動車や航空機などの産業の集積地だけあり、産業用ロボットへの関心の高さがうかがえる。  名古屋ロボデックスの会場である2号館に続く通路には、長い行列ができており、なかなか前に進めない。

「うまくできた」が感触で分かる

 ようやく2号館に入り、まず目についたのは「Kawasaki」の大きな赤いロゴを掲げる川崎重工業だ。  透明なアクリル板で囲まれた中で、ドアを開け放った自動車(の写真)に対し、ロボットが座席(シート)を取り付けている。  アクリル板の手前のハンドルで、ロボットを操作しているようだ。ハンドルを動かすと、アクリル板の奥のロボットが連動する。来場者が操作を体験できる展示だ。

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