ロボットアイデア甲子園大阪大会が開催、学生たちが火花散らす/日本ロボットシステムインテグレータ協会
ロボットアイデア甲子園の大阪大会が10月14日、大阪府泉大津市の泉大津商工会議所で開催された。ロボットアイデア甲子園は日本ロボットシステムインタグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)が主催するイベントで、高校や専門学校の学生がロボット活用のアイデアを競う。大阪大会では、書面審査を通過した9校11名がプレゼンテーションした。
学生たちがロボットの活用法をプレゼン
最優秀賞はベビーカーロボ
iREX2023で全国大会
大阪大会審査委員長を務めた大阪工業大学基礎工学部の野田哲男教授は「上位の差はわずかだった。これまでも大阪大会は激戦区だったが、さらにレベルが上がったと感じる。大阪大会を勝ち抜くことの厳しさを後輩たちにも伝えていってほしい」と大阪大会を総括した。 HCIと連携してロボットの活用に取り組む泉大津市の南出賢一市長は「ロボットの活用に関する素晴らしいアイデアがあれば、泉大津市にぜひ実装したい」と話した。 12月2日には、都内の「2023国際ロボット展(iREX2023)」の会場に各地方大会の最優秀者を集め、全国大会を開催する。大阪大会で最優秀賞に輝いた戸篠さんも、大阪代表として全国大会に出場する。
(ロボットダイジェスト編集部 斉藤拓哉)