同社は24年の「ものづくりワールド名古屋」でファイリノを出展。中部地区でいち早くファイリノの取り扱いを始めたこともあり、自動車部品メーカーを中心に引き合いが多数あったという。
高野社長は「展示会を通して小規模な企業から大規模な企業まで話をした。各社ともに人手不足の課題を抱えるが、小規模の企業の状況は特に深刻だった」と語る。
同社は今後、ファイリノのロボットの価格面とアフターサポートの手厚さを武器に、大規模な設備投資に踏み切れない小規模企業にも自動化システムの提案を強化する構えだ。
(ロボットダイジェスト編集部 平川一理)