2018.11.01
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[特別企画:これなら簡単“パッケージシステム”]多品種変量の自動化はロボットで/三和ロボティクス「NEXSRT F12」

基本動作も入力済み

工作機械の自動化に必要な機能をパッケージにしているため、導入もしやすい。現場ごとの仕様の打ち合わせや設計が不要で、導入の手間を大幅に削減できる。  ロボットの基本的な動きもすでに入力されており、実際の生産現場の状態に合わせて調整するだけですぐに稼働できる。  スマートファクトリー事業部の山岸英雄営業部長は「パッケージにしたことで当社側であらかじめ動作を入力できるため、ユーザーが導入しやすい」と胸を張る。

5年で100台

「5年で100台」と意気込むスマートファクトリー事業部の山岸英雄営業部長

ネクサートは、自社の工場にこれまで導入した自動化システムの中で、最も高い成果が出たシステムを製品化したもの。  そのため、主なターゲットは同社のような、部品加工を営む企業だ。  発売から半年以上経ったが、導入のしやすさなどが評価され、引き合いが増えている。山岸営業部長は「まずは5年で100台を販売する」と意気込む。  目標達成への大きな課題は認知度の向上。現在は展示会などでPRに努める。 2018年11月に開かれた「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」では新製品を披露するなど、ラインアップの拡充にも力を入れる。

(ロボットダイジェスト編集部)

※この記事は「月刊生産財マーケティング」2018年8月号に掲載した内容を再編集したものです。

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