
特集 物流機器は新世代へ vol.1~7
“物流の自動化・省人化”、この普遍的なテーマに、かつてないほどの注目が集まっている。少子高齢化を背景とする人手不足は今後も続き、新型コロナウイルス禍で人海戦術に頼った物流はさらに難しくなった。インターネット通販の拡大などにより物流センターの処理個数は増加し、製造業でも工場内物流のさらなる自動化が求められる。メーカー側も従来とは一線を画す新世代の物流機器を数多く市場に投入する。
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“物流の自動化・省人化”、この普遍的なテーマに、かつてないほどの注目が集まっている。少子高齢化を背景とする人手不足は今後も続き、新型コロナウイルス禍で人海戦術に頼った物流はさらに難しくなった。インターネット通販の拡大などにより物流センターの処理個数は増加し、製造業でも工場内物流のさらなる自動化が求められる。メーカー側も従来とは一線を画す新世代の物流機器を数多く市場に投入する。
“物流の自動化・省人化”、この普遍的なテーマに、かつてないほどの注目が集まっている。少子高齢化を背景とする人手不足は今後も続き、新型コロナウイルス禍で人海戦術に頼った物流はさらに難しくなった。
デンマークに本社を置く協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR)は2月18日、次期社長にフランスの重電メーカー、シュナイダーエレクトリックのキム・ポヴルセン氏を選定したと発表した。3月1日に社長に就任する。
射出成形機用の取り出しロボットを開発、製造、販売するスター精機(愛知県大口町、塩谷国明社長)は2月16日より、射出成形機用の取り出しロボット「GX/IX-Ⅵシリーズ」のマイナーチェンジモデル「Ⅵ(シックス)P」を順次販売すると発表した。
矢野経済研究所(東京都中野区、水越孝社長)は2月12日、2020年の国内外の協働ロボット市場の調査結果と将来展望を明らかにした。
「ロボへの道も一歩から」では、産業用ロボットを初めて導入しようとする会社を記者が訪問、その過程で起きた出来事や苦労などを紹介する。何度も足を運び、ロボットの導入までを追いかける。まだ進行中の計画を取材するため、何が起こるのか誰にも分からない。第10話は、自動化計画の新たなメンバーを迎えたサンエースがまずロボットに一通りの作業をさせられるように挑むが…。
村田機械(京都市伏見区、村田大介社長)は2月15日、自律移動式ロボットを使った日本ユニシスの小売店向けサービス「RASFOR(ラスフォー)」に、自律移動走行制御システム「It’s Navi(イッツナビ)」が採用されたと発表した。
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。5回目は、ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)大手の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)で、ロボットシステムの電気設計を担当する中国出身の蘇文娜(そ・ぶんな)さんを紹介する。顧客の要望を満たすシステムを作り上げるには、機械設計や製造、制御など各工程の担当者との社内連携が重要だ。そのため常日頃からコミュニケーションを大切にしている。海外の顧客のもとへ出向けない新型コロナウイルス禍の今、中国の顧客と社内の調整担当を仲介する通訳としても活躍する。
ロボットハンド、ロボットシステムの設計手法、安全対策――。これらは全て、大阪工業大学の野田哲男教授の研究領域だ。研究領域の広さは「産業用ロボット研究室」というストレートな名前にも表れている。前編では、ロボットの技術的な課題の一つと言われるロボットハンドの研究を紹介する。ロボットの普及には重要なテーマだ。
東京都中小企業振興公社は3月4日午後2時から、ウェブ会議システムを使ったセミナー・情報交換会「第1回ロボット合同研究会」を開催する。テーマは「組立作業の自動化を実現するロボットシステムのポイント」。