中小工場向けのロボット導入パッケージを提供開始/ASTINA
ロボット装置の開発や導入支援をするASTINA(アスティナ、東京都墨田区、儀間匠社長)は4月5日、製造現場の自動化サービス「中小工場向け作業自動化DXソリューションOKIKAE(オキカエ)」を発表し、その第一弾として「自動バラ積みロボットパッケージ」の提供を開始した。
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ロボット装置の開発や導入支援をするASTINA(アスティナ、東京都墨田区、儀間匠社長)は4月5日、製造現場の自動化サービス「中小工場向け作業自動化DXソリューションOKIKAE(オキカエ)」を発表し、その第一弾として「自動バラ積みロボットパッケージ」の提供を開始した。
産業用センサーメーカーの北陽電機(大阪市西区、尾崎仁志社長)は4月、LiDAR(ライダー)とも呼ばれる測域センサーの新製品「UST-30LC」を発売した。無人搬送車(AGV)や自律移動式ロボットに使われる、SLAM(スラム)誘導方式に適したセンサーだ。AGVやロボットを自律走行させるSLAM誘導方式では、周囲の環境から自分の位置を認識するだけでなく、走行中に周辺の障害物を検出し回避する必要がある。この二つのセンシングを1台でこなせる。また、昨年発売したUSTシリーズの最上位機種「UST-30LX」では、検出精度を表す角度分解能は0.25度だったが、UST-30LCでは0.125度となり、より高精度に周囲の物を検出できる。
人工知能(AI)ベンチャー企業のロビット(東京都板橋区、新井雅海社長)は4月7日、自動外観検査システム「TESRAY(テスレイ)Sシリーズ」を開発し、発売したと発表した。金属や樹脂などの工業製品の外観検査をするシステムで、独自のAIアルゴリズム(処理手順)により、寸法検査では判断できない外観上の異常を検出できる。
豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは千葉県市川市のショールーム「トヨタL&Fカスタマーズセンター東京」を全面リニューアルし、4月6日にオープンした。最新の自社製品だけでなく、グループ内外の海外メーカーの物流機器も展示し、国内ベンチャー企業ともコラボレートする。「トヨタL&Fの改善ノウハウを生かし、最適なソリューションを提供したい」と宮島久典執行職は話す。
オーストリアに本社を置く制御機器メーカー、B&Rの社長が2021年4月1日付で、クレメンス・セイガー氏からヨルク・セイス氏に交代した。セイス氏はB&Rを傘下に置くスイスのロボット大手、ABBで23年にわたり、製造や工場のオートメーションに携わってきた。直近では、シンガポールに拠点を置き、プロセスオートメーション部門の責任者を務めていた。
日立製作所は4月8日、ロボットベンチャー企業KyotoRobotics(キョートロボティクス、滋賀県草津市、徐剛社長)の株式の約96%を取得し、子会社化したと発表した。取得日は4月1日付で、取得額は非公表。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のインフィニティソリューションズ(長野県上田市、小山田聡社長)は産業用ロボットで切削加工や研磨などをするパッケージシステム「KATANA(カタナ)」を開発した。小山田社長は「カタナで、ロボットを使った切削加工を日本でも一気に普及させたい」と意気込む。
高機能な繊維素材製品を扱うテイアイテイ(千葉県柏市、竹ノ内至秀社長)は、協働ロボット用の保護カバー「RobotFit(ロボットフィット)」を4月1日に発売した。
安川電機は4月5日、塗装用ロボット「MOTOMAN(モートマン)-MPXシリーズ」の新たなラインアップとして小型塗装ロボット「MOTOMAN-MPX1400」を発売したと発表した。
安川電機は2017年から、独自のデジタル技術を活用した業務改革(デジタルトランスフォーメーション、DX)の取り組みを進めてきた。BCPを意識したものではなかったが、「結果的に新型コロナウイルス禍での業務継続にも役立った」と小笠原浩社長は言う。「ウィズコロナ」の一つの形としてテレワークが浸透するが、各社員が在宅で業務を進めるなら、デジタル技術の活用は欠かせない。そこでデジタル化の旗振り役を務めた小笠原社長に、うまくいく秘訣(ひけつ)や注意点を聞いた。