2026.06.04
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[直前特集RTJ2026 vol.7]鍵を握る要素部品・周辺機器【前編】

ロボットや自動化機器の性能は、要素部品が左右する。そして実際の生産現場で作業対象物(ワーク)を認識し、把持や搬送をするには周辺機器が必要になる。その動作設定にはソフトウエアも欠かせない。ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2026では、現場の自動化レベルを引き上げるこれらの製品に出会える。前編では周辺機器を中心に紹介する。

水野敦志松本美緒:ロボットダイジェスト編集部

重量物や不定形な対象物を安定して搬送

SMCの「ZGS-X7」は不定形な重量物も安定して吸着する

 SMC(D04)が出展する真空グリッパーシステム「ZGS-X7」は、通常の真空グリッパーでは吸着が難しい、ビニールやクラフト紙素材の袋物を搬送できる。真空発生器や圧力センサーなど、必要な構成機器を一体化した。積み付け(パレタイジング)の省人化ニーズが高まる中、不定形で重量のある場合が多い袋物を安定して吸着でき、パレタイジングの自動化に役立つ。

 対象物と接する部分はスポンジとなっており、厚みを90mmと120mmから選べる。吸着時にスポンジが収縮するため、対象物に吸着跡が残らず、またビニール製の対象物で伸びが発生しづらい点もメリット。
 同製品を含め、「自動化の壁を打ち破る」をテーマに掲げ、実用性にこだわったソリューション群を披露する。

コンバムは大型の電動吸着ハンドを参考出展

 コンバム(D31)は今年度中の発売を予定する、大型のパレタイズロボット用の電動吸着ハンドを参考出展する。これまで同社の電動吸着ハンド「e・ハンドシリーズ」では、中・小型用のロボットハンドを提供してきたが、構造の再設計でハンドを大型化した。

 エアの供給源が不要となるよう、接続するロボットからの信号のみで吸着を制御できるようにした。コンバム製の標準吸着パッドを取り付けられ、大型タイプでは最大で20個搭載することで、重量物や段ボール箱の吸着搬送を実現する。

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