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[ロボットが活躍する現場vol.32]状態にばらつきのあるエアコン室外機を自動分解/パナソニックエコテクノロジー関東

パナソニックエコテクノロジー関東(PETECK<ピーテックケー>、茨城県稲敷市、小林靖弘社長)は2023年6月、同社の家電リサイクル工場に「エアコン室外機外装自動分解システム」を導入した。人手作業で負担の大きいエアコン室外機の解体作業をロボット化した。小林社長は「エアコン解体の処理量を上げるには、ロボットを活用した工程の自動化が必要だった。使用済みの家電は1つ1つが異なる状態で廃棄されるため、それらを効率的に処理するために工夫を凝らした」と話す。

【新春特別インタビュー】ロボット市場は次のステージへ 本気で未自動化領域に挑む/安川電機 小川昌寛社長

「2024年は成長ムーブを待つ」と話す安川電機の小川昌寛社長。鍵となるのは中国経済の質的な回復と、半導体市場の回復。中長期的には着実な成長が見込まれるだけに「悲観的ではない」と言う。また、「2023国際ロボット展(iREX2023)」で発表した「MOTOMAN NEXT(モートマンネクスト)」はユーザーの裾野を広げ、市場規模そのものを拡大する可能性を秘める。「小さくても成功事例が出れば、一気に広がるだろう」と期待を寄せる。

[ショールーム探訪vol.19]SIerがSIerを育てる/五誠機械産業「九州ロボットセンター」

五誠機械産業(佐賀市、川島晃会長)は、「九州ロボットセンター」を運営する。ショールーム機能に加えて、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の教育施設としても使われるのが大きな特徴だ。小松直博センター長は「リーマンショックによる不況を機に日本の技術者の海外流出が増加した。外部発注などで生産技術部門は縮小し、日本の技術力が下がったように感じる。SIerの技術力向上に少しでも貢献できれば」と語る。

[特集 2023国際ロボット展vol.4]今ロボットに何ができるか/安川電機 岡久学 ロボット事業部長

安川電機は「i3-Mechatronics(アイキューブ・メカトロニクス)によるスマートなものづくり」との展示テーマを掲げる。実はテーマそのものは前回展と同じだ。異なるのは中身。コンセプトの見せ方を重視した前回展に対し、来場者がメリットを見いだせる具体的なソリューションを披露する。岡久学ロボット事業部長は「お客さまが抱える課題や悩みといった『コト』に対し、ロボットという『モノ』を提案する。今ロボットに何ができるかを見てもらいたい」と力を込める。

協働ロボットの活用セミナーと見学会をIDECファクトリーソリューションズで開催/長野県産業振興機構

長野県内の企業支援や地域の産業振興に取り組む長野県産業振興機構(NICE)は、9月22日、協働ロボットシステム構築を支援するシステムインテグレータ(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)で協働ロボットの活用セミナーと見学会を開催した。参加者は座学と実機の見学を通じ、協働ロボットへの理解を深めた。

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