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ランニングコストを削減できるロボットアーム/オリムベクスタ

オリムベクスタ(東京都台東区、木方敬社長)は、垂直多関節ロボット「OVR680K5N」を開発した。アーム部品やモーターをユーザー自身で交換できるのが特徴で、メンテナンスにかかるコストを削減できる。アームは長さの異なる部品と取り換えることで、リーチを柔軟に変えられる。「現場の環境の変化に合わせて、ロボットアームのリーチを変えたい」というユーザーの要望を開発に取り入れた。

[SIerを訪ねてvol.38]地元販売代理店とコラボで導入拡大/エヌテック

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。38回目の今回は、プレス加工をはじめとした金属加工向けを中心にロボットシステムを提案するエヌテック(徳島県鳴門市、大曲隆志社長)を紹介する。近年は地元の産業用ロボット販売代理店と手を組み、デンマークのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)の協働ロボットを使った自動化システムを開発するようになった。技術力を評価され、昨年1月にはURの「認定SIer」となった。他にも、金属加工向け以外のジャンルでの受注件数が増加するなど、活躍の幅を広げる。

[進化する物流vol.12]都内にデモルームを開設、国内売上高300億円を目指す/EXOTEC NIHON

フランスの物流ロボットベンチャー企業EXOTEC(エグゾテック)の日本法人、EXOTEC NIHON(エグゾテック・ニホン、東京都港区、立脇竜社長)は6月28日、東京都江東区に「東京デモセンター」を開設した。「EXOTECがデモ専用施設を開設するのは今回が世界で初めて。日本では今後5年間で年間売上高300億円、マテハン機器業界のトップ5を目指す」と立脇社長は語る。

物流業界向けの内覧会でデバンニングロボをPR/川崎重工業

川崎重工業は6月7~9日の3日間、神戸市西区にある西神戸工場のロボット第1工場で物流ロボット内覧会を開催した。ロボット第1工場内のショールームで、デバンニングロボット「Vambo(バンボ)」をはじめとしたさまざまなロボットを紹介した。内覧会の前に、会社概要やロボット事業の説明、物流業界向けの自動化ソリューションのプレゼンテーションを実施した。「ロボットでの自動化が困難な分野がいまだに多く、90%以上の領域でロボットによる自動化がされていない。その領域で自動化を進められるよう、新たなソリューションを提案したい」とロボットディビジョン産機ロボット総括部の吉桑栄二総括部長は語る。

[特集 工場物流を刷新せよ!vol.7 ]一巡して一段高いステージへ/日本物流システム機器協会 下代博 会長

日本物流システム機器協会は、工場や物流センターなどで使われるマテリアルハンドリング(マテハン)システム・機器メーカーの団体だ。マテハンシステム・機器の市場は年々伸びており、工場向けの引き合いや導入も増えている。過去に一部工程を自動化済みの現場でも、いま改めてシステムを刷新しようとの機運が高まっているという。「マテハン投資に対する考え方が大きく変わり、自動化が新たなステージに入った」と下代博会長(ダイフク社長)は語る。

[特集 工場物流を刷新せよ!vol.4]ワーク着脱から工場物流まで、変種変量生産の自動化に威力/DMG森精機

自動化システムの製品群を豊富に持つDMG森精機は近年、ワーク着脱から工場物流まで自動化できるソリューションの提案に力を入れている。その中核となるのが、協働ロボットと自社開発の自律走行型搬送ロボット(AMR)を組み合わせた「WH-AMR」だ。WH-AMRは生産ラインの構成や生産形態に合わせて柔軟に運用できるのが特徴で、特に変種変量生産の自動化に威力を発揮する。

[特集 工場物流を刷新せよ!vol.3]マテハンのものづくりから運用提案まで、総合的なSI力に優位性/村田機械犬山事業所

総合的なシステムインテグレーション力――。村田機械のL&A事業部の競争優位性を一言で表すとこうなる。同社は各種マテハン機器やソフトウエアを組み合わせた物流システムを一貫して提供し、幅広い業種の自動化ニーズを取り込むことで成長してきた。ロボットダイジェスト編集部は「vol.2」の村田大介社長のインタビューと合わせ、同社最大の生産拠点である愛知県犬山市の犬山事業所にも訪問。実証実験用の施設をはじめ、他事業部の製造現場やパーツセンターで稼働する各種マテハン機器の見学を通じ、L&A事業部の強みの一端に迫った。

AIロボティクスベンチャー、1億円の資金調達/Closer

筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)は5月10日、1億円の資金調達を完了したと発表した。クローサーは2021年11月に創業し、食品製造現場など向けの自動化システム「PickPacker(ピックパッカー)」を開発している。今年の1月にインスタントみそ汁の生産ラインにピックパッカーの導入が決まるなど、注目を集める。

物流にフォーカスした主催者展示を披露/第49回ジャンボびっくり見本市

ジャンボびっくり見本市協催委員会は4月7日と8日の2日間「第49回ジャンボびっくり見本市大阪会場」をインテックス大阪で開催した。同展示会は、電設資材や情報設備、住宅設備などの総合見本市。ファクトリーオートメーション(FA=工場の自動化)に特化した主催者展示エリアで協働ロボットを使った自動化システムなどを展示し、来場者からの注目を集めた。

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