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[特集FOOMA JAPAN]搬送と検査の自動化デモを披露/オムロン

体温計や血圧計など一般になじみのあるヘルスケア製品から工場の自動化(ファクトリーオートメーション、FA)関連機器まで幅広い事業を手掛けるオムロン。2019年7月9日に開幕する食品産業向けの見本市「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)2019」には、ロボットを含めたFA関連機器を展示し、食品産業が抱える課題の解決策を提案する。食品産業では単にロボットを使った搬送だけではなく、検査工程や品質保証まで含めて自動化する必要があるという。FOOMA JAPAN2019でも、協働ロボットや自動搬送ロボット、画像センサーなどを融合した搬送と検査の自動化デモを披露する。

[特集FOOMA JAPAN]食の上流も自動化、最前線のエッセンスを会場で/安川電機

安川電機は、「中食(なかしょく)」市場向けの自動化提案に力を入れる。現在は特定の顧客と共に、食品工場向けシステムの開発や検証を進めており、その成果の一端を7月9日~12日に開かれる「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)2019」で披露する。省スペースや衛生管理など、食品製造の現場のニーズをくみ取ったロボットシステムを展示する計画だ。「『食品産業の自動化なら安川』のイメージを浸透させたい」と高宮浩一取締役常務執行役員は語る。

受講料無料!9月に産業用ロボットの導入支援講座/愛知県、名古屋工業大学産学官金連携機構

愛知県と名古屋工業大学産学官金連携機構(※編集部注:金は金融機関)は9月6日から共同で、「産業用ロボット導入支援講座」を開く。2019年1月29日までの期間で合計12回程度の講座を予定する。参加者は、ロボット導入に関する基礎知識を座学で学んだ後、ロボットメーカーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)に要求仕様を提示する提案依頼書の書き方などを学習する。実際のロボットを使った操作実習なども予定する。

[特集FOOMA JAPAN]序論:ロボットが食品産業を救う

「ロボットが食品産業を救う」、この表現は決して誇張ではない。厚生労働省の統計では、人手不足の指標である欠員率が製造業全体の2倍以上の数値となるなど、食品産業の人手不足は深刻だ。また食品産業は巨大な市場を持ちながらも、まだまだロボットが普及していないため、ロボット関係の事業者はこの商機を逃すまいと食品向け提案に力を入れる。その最先端の提案が一堂にそろうのが、7月9日~12日に東京で開かれる食品機械の専門展「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)2019」だ。

「ワールドロボットサミット2020」の概要を発表/経済産業省、NEDO

経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2020年の8月20日~22日に福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドで、10月8日~11日に愛知県常滑市の愛知県国際展示場で「ワールド・ロボット・サミット(WRS)2020」を開催する。18年10月にプレ大会として「WRS2018」を開催しており、今回が本大会となる。展示会と競技会で構成し、展示会ではロボットの利活用を先進的に進める地方自治体と連携して現場で実際に使われているロボットシステムを紹介する。

相模原と広島でロボットSIer向けイベントを開催/FA・ロボットシステムインテグレータ協会

FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は8月1日に相模原市緑区、同30日に広島市内で「SIer's Day(エスアイアーズ・デイ)」を開催する。SIer協会の活動の周知やシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)同士の交流を図るイベントだ。相模原では、広島のSIerなどで構成される「ひろしま生産技術の会」が「SIer協会・地域連携分科会について」をテーマに講演する。また、さがみはらロボット導入支援センターがロボット導入支援の取り組みを紹介する。

いつか、あなたの街にも?! キャラバンカー、発進/シュンク・ジャパン

ロボットハンドのメーカー、シュンク・ジャパン(東京都品川区、谷本昌信社長)はこのほど、製品やブランドのアピールのためにキャラバンカーを制作した。6月下旬から運用を始める。移動式のショールームであるキャラバンカーで、各種展示会やセミナーなどのイベントに出向く。また、営業先にキャラバンカーで駆け付けて、顧客との対話から課題を探り、実演しながら解決法を提案する。谷本社長は「地方での営業力を強化したい」と意気込む。

360度ねじれるケーブルを開発/イグス

ドイツに本社を置く樹脂製品メーカーのイグスは6月18日、多関節ロボットの複雑な動きに追従するケーブル「CFROBOT8.PLUS(シーエフロボットエイト・ドット・プラス)」を開発したと発表した。同製品は、ねじれに耐えられる角度を従来品の2倍の360度まで高めた。耐久性も高く、自社施設での運用試験で1500万回ねじっても破損しないことを確認している。

取り出しロボットの技術を物流業界にも!パレタイジングロボットを初披露/スター精機

射出成形機用の取り出しロボットを開発、製造、販売するスター精機(愛知県大口町、塩谷国明社長)は6月11日~13日の3日間、本社工場内のショールーム「STAR PLAZA(スタープラザ)」で商品説明会を開いた。取り出しロボットの新製品など数多くの自社製品を展示したが、中でも特に注目を集めたのが参考出展の直交座標型のパレタイジングロボット「PXW1410RVIA」だった。段ボール箱をパレット(荷台)に積むパレタイジング用のロボットの開発は今回が初めてで、取り出しロボットでこれまで培った技術を応用した。「物流業界に向けて提案したい」を塩谷社長は話す。

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