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2019.04.12

ロボットSIer育成講座、今年も6月に開講/名古屋市・名古屋工業大学

 名古屋市と名古屋工業大学の産官学金連携機構(機構長・江龍修同大学副学長、※編集部注:金は金融機関のこと)は2019年6月から7月にかけ、「ロボット・IoT・サイバーセキュリティ 専門人材育成講座」を開講する。
 開催する講座は①ロボットシステムインテグレーター講座②モノのインターネット(IoT)システムインテグレーター講座③サイバーセキュリティー対策人材講座――の3つ。ロボットシステムの構築を手掛けるシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の社員や、IoTやサイバーセキュリティーの専門知識を持つ大学教授などが講師を務める。名古屋市と同機構は講座を通じ、それぞれの領域で高い専門性と実践的な問題解決力を兼ね備えた人材を育成する考え。江龍機構長は「半期に一度のペースで講座を開催している。非常に人気が高く、お断りするケースもある」と話す。
 各講座はそれぞれ8回の予定で、定員は各講座20人、原則1社あたり1人まで。受講費用は無料。募集期間は5月15日まで。詳細な情報や専用申込書のダウンロードは同機構の「なごやロボット・IoTセンター」のウェブページから。申込書の送付先は同センターのメールアドレスn.r.i.center@adm.nitech.ac.jp(@は半角)まで。

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