9億円を調達、海外でソフトウエアの販売体制を構築/リンクウィズ
産業用ロボットシステムのソフトウエアを開発、販売するリンクウィズ(浜松市東区、吹野豪社長)は6月17日、第三者割当増資により総額9億円を調達したと発表した。パナソニックの他、精密測定機器メーカーのミツトヨや、官民が出資する投資ファンドINCJなど合計6社が引受先となった。リンクウィズは調達した資金で、中国や米国、欧州の各拠点にデモ機器や人員を配置し販売網を構築する。また、ソフト開発を担う人材の獲得や、同社製品を扱うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の育成などを進める考えだ。