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特集・トピックス

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9月にオンラインでソフトロボットのセミナー開催/日本ロボット学会

日本ロボット学会(会長・浅田稔大阪大学特任教授)は9月10日の午前10時~午後6時、第128回ロボット工学セミナー「ソフトロボットのこれまでとこれから」を開く。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンライン配信で開催する。ソフトロボットは、生物のような柔らかさやしなやかさを備えたロボットのこと。東京大学の新山龍馬講師が「ソフトロボティクスの諸相と展望」について紹介。その他、筑波大学の望山洋准教授や立命館大学の川村貞夫教授、豊橋技術科学大学の高木賢太郎教授、岡山大学の脇元修一准教授、東京工業大学の鈴森康一教授が最新研究の一端などを披露する。

【特集】[集結! 自動化の最新提案vol.6]さまざまなアプローチで周辺機器・部品を開発

新型コロナウイルス禍や高齢化、人口減少などを背景に自動化のニーズが高まるのは間違いない。今後は、現場ごとで違うニーズにどう対応するかが問われる。周辺機器や部品には、多様なニーズに柔軟に対応するための緩衝材の役割があり、日々新たな製品が開発されている。性能や機能のグレードアップ、発想の転換、既存製品の組み合わせなど、開発のアプローチもさまざまだ。

UR協働ロボ向け製品を発表/SMC

空圧機器メーカーのSMCとデンマークの協働ロボット大手ユニバーサルロボット(UR)の日本支社(東京都港区、山根剛代表)は7月7日、ウェブ会議システムを使って共同会見を開催。協働ロボット向けのエアチャック式グリッパー「JMHZ2-X7400B」が、URの公認周辺機器「UR+(プラス)」の認証を取得したと発表した。同グリッパーは5月29日に発売した新製品で、今後は他にもUR製ロボット対応製品のラインアップを増やす方針だ。

【特集】[集結! 自動化の最新提案vol.5]ハンドメーカーは新機能の「一手」続々と

産業用ロボットに具体的な機能を与えるのが、ロボットアームの先端に付くエンドエフェクターだ。今回は、ロボットを搬送用途に使う場合の「ロボットの手」、ロボットハンド(グリッパー)の最新提案を追った。協働ロボットへの対応や、カスタマイズのしやすさなどがトレンドだが、中には「ヤモリの手」を模したタイプや、ロボットではなく、工作機械の主軸頭に付けるハンドも登場した。

[人事]大田紘氏が新社長に/KUKA Japan

ドイツの大手ロボットメーカーKUKA(クカ)の日本法人、KUKA Japanの社長が7月1日付けでアラン・ファム氏から大田紘(おおたひろし)氏に交代した。2001年3月京都外国語大学英米文学科卒業、10年9月関西学院大学経営戦略研究科修了。07年7月シェフラージャパン入社、12年2月シェフラータイに出向し、二輪車事業部門東南アジア地域セクターマネジャー。16年4月アトラスコプコ・ジャパン接合機器部営業部長、同J-OEM向けグローバルキーアカウントマネジャーを経て、20年7月から現職。石川県出身、43歳。

【特集】[集結! 自動化の最新提案vol.4]自粛明けにロボットメーカーが独自アピール

多くのロボットメーカーや商社が、展示会などに向けて新提案を用意する。しかし、新型コロナウイルスの影響で、さまざまな展示会は中止され、発表の場を失った。そこで各社は、ウェブを使った情報発信やオンライン展示会、時期を見計らってのプライベートショー(PS)でのアピールを考える。ロボットを使った自動化、省力化は、新型コロナウイルス禍を機に加速すると予想される。そうしたニーズに応える製品の一部を紹介する。

【特集】[集結! 自動化の最新提案vol.3]BCPが新たな価値に/MUJIN 滝野一征CEO

独自の人工知能(AI)技術を駆使した自動化システムを提供するMUJIN(東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)。「今回の新型コロナウイルス禍をきっかけに、自動化に新たな価値が加わった」と滝野CEOは話す。人海戦術に頼ることが難しい中で、事業をいかに継続、拡大するか。ロボットを使った自動化システムを導入していたか否かで明暗が分かれた。今後、自動化市場はどうなるのか、ウェブインタビューで滝野CEOに聞いた。

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