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[ロボットが活躍する現場vol.2]生産性は向上したが悩みも /三和ロボティクス【前編】

精密な金属部品を加工する「精密加工事業」と、自社ブランドの自動化装置などを扱う「ロボテク事業」の2本柱で事業を運営する三和ロボティクス。部品加工の現場では、デンマーク・ユニバーサルロボットの産業用ロボット「UR10」が稼働する。加工機7台に対し、5台のUR10を導入。加工材料の着脱工程を自動化した。これまでは、6人の作業者が2交代制で、7台の加工機を管理していた。
UR10を導入して夜間はロボットが作業する体制を整え、作業者を3人に減らすことができた。

製造業の集積地で、協働ロボや新規参入に人だかり

産業用ロボットとはどんな物なのか――。実際にこの目で確かめよう、できれば実際に操作もしてみようと、名古屋市港区のポートメッセなごやで9月に開かれた「名古屋ロボデックス‐ロボット開発・活用展」に出かけた。展示会リポートの前編「産業用ロボットってどう使う?記者が実際にやってみた」では川崎重工業が展示した、宇宙船のコックピットのような場所での塗装ロボットの操作などを体験リポートした。後編では会場で見つけた、注目すべきその他の展示を取り上げる。

「産業用ロボットってどう使う?」記者が実際にやってみた

産業用ロボットとはどんな物なのか――。実際にこの目で確かめよう、できれば実際に操作もしてみようと、名古屋で開かれた展示会に出かけた。ロボットだけでなく、ロボットを動かすシステムや、ロボットに作業させるために必要なハンドなどの周辺機器などが展示されているという。早速会場に向かった。

米国展示会で見た!自動化提案の最前線/米国国際製造技術展(IMTS)【後編】

2018年9月に米国シカゴで開催された工作機械見本市「IMTS2018(通称シカゴ・ショー)」では、出展者各社の自動化システムの提案が花盛りだった。前編ではIMTSの概要や米国の自動化ニーズの高さ、大手工作機械メーカーの提案を紹介した。後編は中堅規模のメーカーの独自色のある自動化システムや、周辺機器メーカーによる提案を取り上げる。

米国展示会で見た!自動化提案の最前線/米国国際製造技術展(IMTS)【前編】

米国最大級の工作機械の展示会「米国国際製造技術展(IMTS)2018」が2018年9月10日~15日の6日間、イリノイ州シカゴで開催された。6日間で過去最高の12万9415人が来場し、大いににぎわった。今回のIMTS2018では、人手不足が深刻な北米市場のソリューションとして、ロボットなどと工作機械を組み合わせた自動化システムの提案が圧倒的に目立った。

[JIMTOF2018速報 vol.2]海外勢、周辺機器メーカーからも自動化提案相次ぐ/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられるビッグイベントで、来場者数は会期3日目で10万人を超え、累計では15万人にも手が届きそうなほどのにぎわいだ。速報の第1弾ではロボットメーカーや大手機械メーカーの提案を中心に紹介したが、海外メーカーや機械の輸入商社や周辺機器メーカーなども積極的に自動化を提案している。

[SIerを訪ねてvol.1] 食品向け開拓し、組み合わせ技術磨く/オフィスエフエイ・コム【前編】

オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は、グループ全体で400人近い社員を擁する大手のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。ロボットシステムの構築や各種専用機の製造のほか、物流企業向けの在庫管理ソフト「WAREHOUSE(ウエアハウス)シリーズ」を開発・販売するソフトウエアメーカーの顔も持つ。「ロボットSIerの大半は機械に強いが、当社は機械よりも電気やソフトウエアに強みを持つ。このようなSIerは珍しい」と飯野社長は話す。

[SIerを訪ねてvol.1] 食品向け開拓し、組み合わせ技術磨く/オフィスエフエイ・コム【後編】

オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は、グループ全体で400人近い社員を擁する大手のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。今年5月には小山市の間々田事業所内に、ロボットシステムのショールーム「スマートファクトリー・コンダクター・ラボ(スマラボ)」を開設した。「スマラボは単なるショールームではなく、もっと大きなビジョン実現の鍵となる施設」と飯野社長は話す。

物流向けロボットに注目!/国際物流総合展2018【後編】

アジア最大級の物流機器の専門展「国際物流総合展2018」が9月11~14日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた。13回目の今年は「ロジスティクスの今を知り未来に触れる」をテーマに、450を超える企業や団体が出展。2016年の前回展を1万人以上上回る7万4520人が集まった。後編では注目を集めた参考出展のロボットシステムを中心に紹介する。

[注目製品Pick Up!vol.1]“安全”だけが協働ロボットではない/ユニバーサルロボット「eシリーズ」【前編】

ユニバーサルロボット(東京都千代田区、山根剛北東アジアゼネラルマネージャー)の協働ロボット「eシリーズ」は、2018年8月に出荷を開始した新製品だ。従来のシリーズ「CB3」の上位機種に当たり、「協働ロボットの特徴である安全性はさらに高めたが、安全性だけが協働ロボットの長所ではないことも同時に知ってもらえれば」と山根ゼネラルマネージャーは語る。

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