
搬送ロボット「SIGNAS」の受注を開始/THK
THKは9月1日、自律移動型の搬送ロボット「SIGNAS(シグナス)」の受注を開始した。内蔵カメラでサインポストと呼ばれる目印を認識しながら移動する独自の誘導方式で、磁気テープの敷設などが必要ない。サインポストを移動させるだけで、経路の変更ができる。
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THKは9月1日、自律移動型の搬送ロボット「SIGNAS(シグナス)」の受注を開始した。内蔵カメラでサインポストと呼ばれる目印を認識しながら移動する独自の誘導方式で、磁気テープの敷設などが必要ない。サインポストを移動させるだけで、経路の変更ができる。
ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のレステックス(千葉県松戸市、斉藤圭司社長)は、新型コロナウイルス禍が始まるよりずっと以前から、テレワーク制度を採用してきた。コロナ禍が長期化し、4月の緊急事態宣言発令中ほど全面的ではないまでも、部分的にテレワーク制度を維持する企業もある。先駆的に導入した企業はテレワークに伴う問題をどのように解決したのか、斉藤社長に話を聞いた。
日立製作所は8月25日、工場用資材の通信販売会社MonotaRO(モノタロウ)の物流倉庫向けに、搬送設備や倉庫制御システムを受注したと発表した。モノタロウが兵庫県猪名川町に開設する「猪名川ディストリビューションセンター(仮称)」に、日立インダストリアルプロダクツ(東京都千代田区、小林圭三社長)の小型自動搬送ロボット「Racrew(ラックル)」400台など納入する。
スイスに本社を置く大手ロボットメーカーABBの日本法人、ABB(東京都品川区)のアクセル・クーア社長が8月31日付で退任し、9月1日付でロボティクス&ディスクリート・オートメーション事業本部長の中島秀一郎氏が社長に昇格した。
CKDは2016年に策定した長期ビジョンで「世界のFAトータルサプライヤー」になるとの目標を掲げた。その一環で、電動アクチュエーター(ロッドの伸縮やテーブルのスライドをする装置)を中心とした直動機器や、ロボットハンドなどのロボット関連の製品群を拡充している。ロボットハンドでは空圧や電動、真空の3つの駆動方式の製品を取りそろえるが、特に電動ハンドの提案を強化していく考えだ。
倉庫の保管棚などを製造するジャロック(東京都中野区、斉藤力丸社長)は8月27日、中国・深センの無人搬送車(AGV)メーカーのシリウスロボティクスの国内代理店になったと発表した。9月1日から、シリウスの自律移動型AGVを国内の物流センター向けに販売する。
MUJIN(東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は8月28日、大和ハウスグループのフレームワークス(東京都港区、秋葉純一社長)と業務提携契約を締結したと発表した。
総合商社のフジテックス(東京都新宿区、一森雄介社長)は8月24日、中国ForwardX Robotics(フォワードエックス・ロボティクス)の製造業向け無人搬送車(AGV)を扱い始めた。
産業用ロボットの世界四強メーカーの一つ、ドイツのKUKA(クカ)。その日本法人、KUKA Japan(横浜市保土ヶ谷区)の社長に大田紘氏が就任した。今年7月に着任したばかりで「まだまだ勉強不足」と謙遜しながらも、「ライバルメーカーの多い日本市場でKUKAがすべきことは、ただ一つ」と断言する。後編では現況分析も踏まえながら、今後の方針や意気込みを聞いた。
産業用ロボットの世界四強メーカーの一つ、ドイツのKUKA(クカ)。その日本法人、KUKA Japan(横浜市保土ヶ谷区)の社長に大田紘氏が就任した。今年7月に着任したばかりで「まだまだ勉強不足」と謙遜しながらも、「ライバルメーカーの多い日本市場でKUKAがすべきことは、ただ一つ」と断言する。前半では自社の現況分析と新型コロナウイルス禍の影響を聞いた。