2026.10.26
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[注目製品PickUp! vol.101]用途に応じて姿を変えるAMR/Industry Alpha「Mikoshi」

Industry Alpha(インダストリーアルファ、名古屋市守山区、渡辺琢実社長)は、今年4月に純国産の多目的自律走行型搬送ロボット(AMR)「Mikoshi(ミコシ)」シリーズの販売を開始した。ミコシは上部に棚やコンベヤー、ロボットアームなどを搭載できるモジュラー構造を採用し、搬送や仕分けなどの作業用途に応じて使い分けられる。また、独自開発のソフトウエアで複数台の群制御にも対応する。同社は、製造現場や倉庫の課題を起点にロボットやソフトを開発するスタートアップ企業で、ミコシをはじめとするAMRやソフトで製造現場や倉庫のスマート化を推進する。

(松本美緒:ロボットダイジェスト編集部)

3タイプを展開

 インダストリーアルファは、今年4月に純国産の多目的AMRのミコシシリーズを発売した。

 「大切なものを載せ、届ける。姿を変え、連なり、流れをつくる」――。

 同社は、神様の乗り物として知られる「神輿(みこし)」になぞらえ、そんな思いをAMRの名前に込めた。そのコンセプトを体現するのが、用途に応じて上部構造を変更できるモジュラー設計だ。最大積載荷重は300kgで、現在は多段の棚を載せて部品や製品を搬送する「搬送棚タイプ」、上部に搭載したコンベヤーで搬送物をラインへ自動で流す「コンベアタイプ」、ロボットアームを取り付け、搬送以外の作業も担う「ロボットアームタイプ」の3種類を展開する。

上部に搭載したコンベヤーで搬送物をラインへ流す「コンベアタイプ」のミコシ(提供)

 また、幅600mm×奥行き600mm×高さ300mmとコンパクトな車体も特徴の一つだ。日本の製造現場や倉庫では設備や棚が密集しており、通路が狭いケースも多い。「AMRのサイズによっては、通路の曲がり角で旋回できない場合もある。ミコシの車体は小型なため、狭い通路でも走行しやすい」と渡辺社長は述べる。

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