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2020.06.29

「チェルシー」設立、産学でロボット人材育成/経済産業省

写真は昨年12月の覚書締結時

 経済産業省の主導の下、産学連携でロボット関連の人材を育成する組織「未来ロボティクスエンジニア育成協議会」(略称はCHERSI<チェルシー>)が2020年6月24日、正式に設立された。
 19年12月に東京都内で開かれた「2019国際ロボット展」で、同省とロボットメーカーなどがチェルシー設立の覚書を交わし、設立に向けて準備を進めてきた。「ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会」の下にチェルシーの事務局を置き、ロボット人材育成のためのさまざまな活動に取り組む。

活動のイメージ

 現在、産業界からは川崎重工業、デンソー、平田機工、ファナック、不二越、三菱電機、安川電機の7社のロボットメーカーと、FA・ロボットシステムインテグレータ協会(会長・久保田和雄三明機工社長)がチェルシーに参画する。一方、教育機関からは国立高等専門学校機構や全国工業高等学校長協会、高齢・障害・求職者雇用支援機構の3機関が集った。

 ロボットメーカー各社は、ロボットの最新の技術動向やシーズを教育機関に提供し、人材育成を支援する。
 20年度上期には、高等専門学校(高専)の教員向けにロボット関連の研修を実施する。また下期には、チェルシーの会員企業から講師を高専に派遣し、授業を通してロボットの最新の技術動向やロボットの適用事例などを直接学生に指導する計画だ。

 なお、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会は6月24日付で、従来の「ロボット革命イニシアティブ協議会」から現在の名称に変更した。

(ロボットダイジェスト編集部 桑崎厚史)

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