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2026.09.08
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[注目製品PickUp!vol.96]自動化をスモールスタート! 低コストで外観検査を自動化/横山商会「テックマンAI外観検査装置」

30年までに累計100台

AIロボティクスシステム課の西田圭佑課長とテックマンAI外観検査装置

 横山商会が外観検査の自動化の事業に乗り出したのは、今から15年ほど前にさかのぼる。当時は専用設計の外観検査装置の案件が中心で、同社は主に技術検証や構想設計といった前工程を担当していた。顧客ニーズに応えながら、撮像環境の構築や技術検証に関わるノウハウを一から身に付けたという。これまでに納入した専用設計の外観検査装置は約10台、手掛けた技術検証の数は約200件にも上る。

 23年にはテックマンロボットの2次代理店となり、協働ロボットの拡販にも本腰を入れ始めた。西田課長は「テックマンロボットの協働ロボットはPLCを使わなくても照明や外部カメラを制御できる。プログラミングも直感的で、専任の技術者がいなくても扱いやすい点が魅力だった」と振り返る。
 そして、テックマンロボットの協働ロボットの特徴と、これまでに培ってきた外観検査のノウハウを生かし、導入コストやスペースに優位性を持たせた自社オリジナルのパッケージシステムを昨年開発した。

RTJ2026で披露したテックマンAI外観検査装置(横山商会提供、写真は一部加工)

 同システムの主なターゲットは自動車産業などの金属製や樹脂製のワークだ。自動車産業の集積地である中部地域に攻勢をかけるため、今年6月には「ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2026」に出展。「外観検査の自動化をメインに掲げる出展者が比較的少なかったこともあり、わが社のブースには終始大勢の方に来ていただいた」と西田課長は手応えを語る。
 同システムへの引き合いや技術検証の要望は右肩上がりで増加しているという。発売してからまだ日が浅いだけに、同システムの認知度をいかに高めるかが課題だ。まずは展示会出展などを通したPR活動に力を注ぎ、30年までに累計100台の販売を目指す。

 また、協働ロボットと自律走行型搬送ロボット(AMR)を組み合わせた外観検査ソリューションなど、一歩踏み込んだ自動化技術の開発にも並行して取り組む。西田課長は「商社として培ってきた営業力には自信がある。今後はメカ設計や電気設計など、SIerとしての技術力をさらに磨きたい」と述べる。

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