新型3Dカメラは、動きのある物体も確実に認識/IDS
活用シーンは幅広い
本体サイズは幅60mm×高さ60mm×奥行き78mmと小さく、質量は370gと軽量なためロボットアームに搭載しやすい。ワークとの距離は300mm~7500mmで調整でき、作業空間の上部に設置して広範囲を認識する運用もできる。きょう体は防水・防じん保護(IP)等級の「IP67」に準拠しており、耐環境性に優れる。
正式な発売前に海外の複数の顧客と実証試験に取り組んでおり、その1つが空港の預け荷物の自動仕分けだった。ロボットアームにNionを搭載し、流れてくるスーツケースなどの荷物を認識したところ、サイズごとに問題なく仕分けできた。空港の預け荷物の仕分けは処理量が多く、素早く次々と仕分けなければならない作業であり、Nionはそうした厳しい条件下の自動化にも役立つ。
他には直射日光下でも運用できる特徴を生かし、農場で作物の自動収穫や仕分けなどに成功したという。
こうした事例を日本の顧客にも紹介しながら市場ニーズを探る。「日本ではバラ積みピッキングや積み付け(パレタイジング)の自動化需要が高いとみる。またNionは照射するレーザーの安全性が高いため、医療現場でも導入しやすい」と橘マネージャーは説明する。
今後は同社の3Dカメラの新たな選択肢としてNionの提案に力を入れる。伊左次優太マシンビジョン・コンサルタントは「まずは現場で実証して、性能を体感してもらいたい。興味を持った顧客にデモ機の貸し出しを積極的に提案する」と意気込む。
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