[特集 2023国際ロボット展vol.8]自慢のパッケージ製品を披露/マシンテンディング
ボタン1つで操作できる
測定機へのワークの付け外しを提案する企業もある。測定機器メーカーのミツトヨ(川崎市高津区、沼田恵明社長)は「すべての測りたいにこたえたい」をコンセプトに、産業用ロボットと各種測定機を組み合わせたソリューションを紹介する。
その1つが、3次元測定機「MiSTAR(マイスター)555」と組み合わせて使うロボットシステム「Mi-BOT e-system(マイボットイーシステム)」だ。
ワークの保管棚とファナックの協働ロボットを一体にしたシステムで、保管棚にはワークを載せたパレットごと搭載する。ワークを固定したパレットを棚にセットし、準備完了の合図として設置箇所の下にある棚のボタンを押す。すると協働ロボットが、ボタンの押された箇所からパレットごと持ち上げて、3次元測定機の機上にセットする。