米国展示会で見た!自動化提案の最前線/米国国際製造技術展(IMTS)【後編】
周辺機器メーカーも自動化提案
ロボットメーカーも出展
IMTS2018にはロボットメーカーも多く出展した。 安川電機は最大可搬質量が900kgの大型のロボットを展示した。大型の部品を持ち上げる迫力のデモを披露し、来場者の注目を集めた。 不二越は、最大可搬質量10kgの協働ロボット「CZ10」を展示した。 「安全性への要求は海外でも厳しく、省スペースのニーズもあり、安全柵が不要な協働ロボットは高い需要がある」と、米国でロボットシステムを販売するナチロボティックシステムズの湊川秀夫副社長は説明する。 電子機器産業などに提案する考えだ。 ロボットなど自動化機器に使われる部品を展示した企業もあった。 ベアリングや直動案内機器などの各種部品を製造販売する日本トムソンは世界最小クラスの内径15mmのクロスローラーベアリングを初披露した。 「自動化ニーズの高まりで需要が確実に増えている小型ロボット向けに提案する」を現地駐在員は話す。
――終わり (ロボットダイジェスト編集部)
※この記事は「月刊生産財マーケティング」2018年11月号に掲載した内容を再編集したものです。