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2023.10.26
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来場者7万7000人超! 少量多品種の現場にも自動化を/メカトロテックジャパン2023

豊富なラインアップを触って体感/ハイウィン

ハイウィンはロボットや各種機械部品を展示

 台湾の機械部品・ロボットメーカー、ハイウィンの日本法人(神戸市西区、林育志代表取締役副社長)は、垂直6軸多関節ロボット「RA610-GCシリーズ」と工作機械を組み合わせた自動化システムや、センサー搭載で稼働状況を可視化するボールねじ「i4.0BS」などを展示した。  ブース内には、直動ガイドやボールねじを実際に触れる体験コーナーも用意した。「直動ガイドとボールねじは全ラインアップの8割を展示している。来場者にラインアップの豊富さを知ってもらいたい」と担当者は語る。

切削加工後の組み立てを自動化/中央工機

中央工機は組み立て工程の自動化を提案

 FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)機器や機械工具の専門商社の中央工機(名古屋市昭和区、黒川学社長)は、工作機械などで部品加工をした後の組み立て工程の自動化を提案した。  まず写真左のロボットアームが、ばら積みされたねじをピッキングして補助具(ジグ)に立て、自律走行型搬送ロボット(AMR)が写真右のロボットの元へ搬送。右のロボットがねじをつかんで締結する。左右のロボットは、それぞれに搭載するビジョンセンサーでAMRの停止位置のずれを補正する。  同社はロボットなど自動化システムの提案に力を入れており、内賀嶋祐亮営業企画課長は「ロボットやビジョンセンサー、AMR、ジグに至るまでワンストップで用意できるのが強み」と話す。

ロボット用手袋の指タイプに手応え/東和コーポレーション

東和コーポレーションが展示したロボグローブの指タイプ

 作業用ゴム手袋メーカーの東和コーポレーション(福岡県久留米市、渡辺聡社長)は、ロボットハンドに装着する「ROBO Glove(ロボグローブ)」をアピールした。切削油が付着したワークも滑らずに把持でき、ワークのずれや落下を防止できる。  会場ではロボットハンドの指(爪)だけに装着するタイプも参考出品し、「来場者の反応はとても良い」と長瀬直樹ロボグローブ推進室長は言う。

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