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[ショールーム探訪vol.12]モノ売りからコト売りへ/因幡電機産業「ロボットセンターOSAKA」

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わりショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第12回は、電設資材商社の因幡電機産業の「ロボットセンターOSAKA(大阪)」を訪れた。同施設は2020年にリニューアルオープンし、来場者の課題解決を提案する場として展示内容を一新した。自動化システムの導入を検討する人にとり、さまざまな問題の解決方法を学べるショールームだ。

新倉庫が稼働、少量多品種に対応し「必要なものを必要なだけ」/花王

花王はスキンケア・ヘアケア製品を中心に多品種を生産する豊橋工場に新倉庫を建設し、3月31日に運用を開始した。パレタイズ/デパレタイズロボットや無人搬送車(AGV)などを活用し、入庫から出庫までの完全自動化を実現した。少量多品種に柔軟に対応可能で、商品を必要なタイミングで必要量だけ出荷することで、環境負荷の低減を図る。

【スペシャルインタビュー】経済安保法は「攻め」 強い産業さらに伸ばす/経済産業省 産業機械課 安田 篤 課長 

昨年12月、工作機械や産業用ロボットを含む11の特定重要物資が定められた。昨年5月に成立した「経済安全保障推進法」(経済安保法)に基づく政策だ。その背景や意義、今後の展開について、2021年7月に着任した経済産業省の安田篤産業機械課長に話を聞いた。「経済安保法は強い産業をさらに伸ばす『攻め』の政策」と力を込める。

カスタマーサポート体制を強化/スター精機

 射出成型機用の取り出しロボットなどを得意とするスター精機(愛知県大口町、塩谷陽一社長)は3月29日、「カスタマーサポートサービス」を4月3日から開始すると発表した。従来は製品を購入した顧客からの問い合わせに対し、国内の各支店で対応していた。サービスの品質をさらに高めるため、専門の窓口を設置する。受付時間は同社の営業日の8時半~19時半。

3Dビジョンセンサー、視野範囲を拡充/Kyoto Robotics

日立製作所のグループ会社でビジョンセンサーや知能化ロボットシステムを開発、販売するKyoto Robotics(キョートロボティクス、滋賀県草津市、神田充啓社長)は3月22日、産業用ロボット向けの3次元ビジョンセンサー「TVS Lite series(ライトシリーズ)」に新製品を追加した。視野範囲を拡充し、より広い範囲の対象物や小さい部品などを認識できるようにした。

食品業界向け技術展でロボットによる自動化を提案/フードテックジャパン大阪

食品製造業向けに先端テクノロジーを提案する展示会「第2回フードテックジャパン大阪」が3月8~10日の3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された。化粧品や医薬品の研究・製造展「第9回インターフェックスWeek(ウィーク)大阪」や「第9回再生医療EXPO(エキスポ)」と合わせ、3日間合計で約1万600人が来場した。ロボットによる自動化を提案する企業もあり、現場の人材不足に悩む来場者からの注目を集めた。

産業用ロボット工場をリニューアル、工程間搬送にAMRを導入/ダイヘン

ダイヘンは2月上旬、神戸市灘区の六甲事業所にある産業用ロボットの工場の設備をリニューアルした。今回のリニューアルでロボットの組み立てエリアから検査エリアへの工程間搬送を自律搬送ロボット(AMR)が担うようになった。現在、ロボットの組み立て工程は自動化できており、来年度中に検査工程までの自動化達成を目指す。

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