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創立50周年記念式典を開催/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会は創立50周年記念事業として、記念式典や祝賀会、シンポジウムなどを開催した。記念事業のテーマは「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」。同工業会はロボット技術を「課題解決型技術」と位置づけており、山口賢治会長(ファナック社長兼最高経営責任者)は「多様化する社会ニーズや、わが国および地球規模のさまざまな社会的課題に対し、業界一丸となって対応していく」と述べた。

オフィスエフエイ・コムからSIer事業を譲り受け/岡谷鋼機

岡谷鋼機は10月12日、民事再生手続き中のオフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)の一部事業を譲り受ける契約を同社と締結したと発表した。岡谷鋼機が100%出資して子会社を設立し、オフィスエフエイ・コムから譲り受けたロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業を運営する。

グッドデザイン賞、ロボットも多数受賞

日本デザイン振興会は10月7日、グッドデザイン賞の2022年度の受賞結果を発表した。5715件の審査対象の中から、1560件の受賞を決定した。独自性、提案性、審美性、完成度などの面において、特に優れたデザインとしてこれからのモデルになると位置づけられる「グッドデザイン・ベスト100」には、ファナックの産業ロボット「M-1000iA」などが選出された。

[ショールーム探訪vol.9]ロボット事業とコネクタ事業のコラボレーション/ストーブリ「東梅田ショールーム」

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わりショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第9回は、スイスに本社を置く産業用ロボットメーカーのストーブリ(日本法人=大阪市淀川区、エティエン・レポール社長)の「東梅田ショールーム」を訪れた。大阪市内有数のオフィス街である東梅田で、高級車のディーラーを思わせるガラス張りの建物から産業用ロボットをアピールする。ロボット事業とコネクタ事業がコラボレーションした展示が目玉だ。

中間決算は売上収益、営業利益ともに過去最高/安川電機

安川電機は10月7日、北九州市八幡西区にある本社で会見を開き、2023年2月期の第2四半期決算を発表した。会見は本社内の研究開発拠点「安川テクノロジーセンタ」で行われ、小笠原浩会長兼社長と村上周二専務執行役員が出席。東京本社ではテレビ会議方式で発表した。第2四半期の売上にあたる売上収益は前年同期比9.8%増の2635億2800万円、営業利益は同16.4%増の312億6000万円となり、増収増益だった。上期としてはともに過去最高を更新した。

[進化する物流vol.9]日・米・欧・中、世界4極会議を開催/日本物流システム機器協会ほか

日・米・欧・中の世界4極のマテリアルハンドリング(マテハン)機器の団体で構成されるワールド・マテリアル・ハンドリング・アライアンス(WMHA)は9月、第8回「WMHA会議」を開催した。各極がマクロ経済の見通しやマテハン機器市場の動向を発表し、情報を共有した。会議の最後には「共同声明」を発表し、新型コロナウイルス禍や半導体不足などの課題がある中で、WMHAとしてのつながりを今後さらに深めることなどを確認した。

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