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伸びる生地で防水や防汚を実現/テイアイテイ

高機能繊維商社のテイアイテイ(千葉県柏市、竹ノ内至秀社長)は、シリコーンコーティングした特殊な生地「シリコテクス」を武器に、ロボット保護カバー市場に参入を図る。4月には、シリコテクスを使用した協働ロボット用の保護カバー「RobotFit(ロボットフィット)」を発売した。「伸縮性が高いため、ロボットアームの動作に追従でき、着脱も容易。形状をシンプルにできるため、コストも抑えられる」と諏訪秋彦開発営業課長は言う。

[気鋭のロボット研究者vol.20]センサーを使わずどこまでできる?【前編】/和歌山大学 土橋宏規講師

産業用ロボットの普及を妨げる要因として、導入や開発にかかる大きなコストが挙がる。和歌山大学の土橋宏規講師は、カメラや触覚センサーを必要としないロボットハンドの機構や把持(はじ)のプロセスを研究する。センサーを使わずにどこまでできるかを追求し、ロボットシステムの可能性を広げる。

3社連携で協働ロボ普及へ、検証施設を開所/バイナス

システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のバイナス(愛知県稲沢市、渡辺亙社長)は8月2日、協働ロボットの検証施設「協働ロボットセレクションセンター」を開所した。センターでは、最適な協働ロボットの選定から全体のシステム構想、具体的な検証までをワンストップで提供する。センターの設立に伴い、技術商社の立花エレテックや、協働ロボットなどのレンタルサービスを手掛けるオリックス・レンテック(東京都品川区、細川展久社長)とも協業。3社連携で協働ロボットの普及促進を目指す。

協働ロボに注力、新製品を国内初披露/ABB

スイスのロボットメーカーのABBは、日本市場での協働ロボットの提案に力を入れる。日本法人(東京都品川区、中島秀一郎社長)は8月2日~6日の5日間、愛知県豊田市の中部事業所でユーザー向けのイベントを開催。協働ロボットの新製品「GoFa(ゴーファ)」や「SWIFTI(スイフティ)」を国内初披露した。ABBは顧客への手厚いサポートを強みに掲げ、サービスの拡充にも取り組む。

アフターコロナのDXとは? 9月にウェビナー開催/エプソン販売

セイコーエプソン製品の販売を担うエプソン販売(東京都新宿区、鈴村 文徳)は9月8日、ウェブセミナー(ウェビナー)「製造業DXの課題と展望」を開催する。製造業向けデジタルトランスフォーメーション(DX、デジタル技術による業務変革)の普及を目指す企業コンソーシアム「Team Cross (チームクロス)FA」の代表者の一人である天野真也氏が講演。日本での製造業向けDXの課題や展望、今後の自動化のトレンドなどを解説する。

農業を産ロボで自動化! JA全農との取り組み加速/安川電機

安川電機は8月17日、全国農業協同組合連合会(JA全農)とともに行っている農業分野での自動化の取り組みを加速させると発表した。両者は2018年12月から業務提携し、畜産・農業生産・流通販売の3分野を中心に自動化の可能性を検討してきた。現在はテスト農場である佐賀県の「ゆめファーム全農SAGA」で「きゅうりの葉かき作業」の自動化実証などを進めている。

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