[特別企画 密着!高校生ロボットSIリーグvol.7]供給装置の方向性決まる/愛知総合工科高校
「第4回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(高校生ロボットSIリーグ)」が今年12月13日と14日の2日間、愛知県常滑市の展示会場「Aichi Sky Expo(アイチ・スカイ・エキスポ、愛知県国際展示場)」で開かれる。ロボットダイジェストでは「特別企画」として、前回大会のチャンピオン校(最優秀賞受賞校)である愛知総合工科高校が今年の第4回大会に挑む様子に密着する。現在進行中の取り組みを追いかけるため、結末は記者にも分からない。今回は、10月と11月の2回分の顔合わせの様子をまとめてお届けする。ロボットシステムの肝となる供給装置の方向性は決まったが…。
【前回までのあらすじ】
高校生ロボットSIリーグの連覇を狙う愛知総合工科高校のチームメンバーに3度目の密着取材を実施した。記者が訪問した日は途中でラジオ番組の収録があり、普段とは多少違った雰囲気で課題研究が進行した。
2つの設計案
12月13日の大会本番まで残り2カ月を切った10月中旬の水曜日。
この日の課題研究もサポーターのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のTECHNO REACH(テクノリーチ、愛知県長久手市、加藤正己社長)や石川工機(名古屋市天白区、石川利行社長)の関係者との顔合わせが予定されていたため、記者も愛知総合工科高校に向かった。
前回の課題研究に密着した際は加藤健真さんが就職活動のため欠席だったが、今回は6人がそろっていた。大会本番までの時間も限られるため、まずはペットボトルや金属ボトルの供給装置などの各種機構の現状の進捗(ちょく)や検討事項を関係者全員で共有することから始めた。
コイル型スプリングで
ここが踏ん張りどころ
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