編集室だより/2025年11月末
今月もrobot digest(ロボットダイジェスト)をお読みいただきありがとうございました。「編集室だより」では、取材を担当する編集部の記者たちの近況をお届けします。毎月最終営業日に、身の回りで起きたことや感じたこと、時には取材のこぼれ話なども掲載しています。ご笑覧ください。
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桑崎厚史(くわさき・あつし)
ロボットダイジェストの企画で、名古屋市千種区にある愛知総合工科高校の生徒6人に今年6月から密着している。彼らはロボットシステムの出来栄えを高校生同士で競い合う「高校生ロボットSIリーグ」に挑戦しており、いよいよ今月13日に大会が開幕する。優秀な彼らがひたむきに競技課題に取り組む姿を半年ほど間近で見て、記者も大きな刺激を受けた。大会の結末は分からないが、ベストを尽くしてほしいと願う。
曽根勇也(そね・ゆうや)
クエン酸を水に溶かして飲み始めた。疲労回復効果についてはエビデンス(科学的根拠)のレベルはあまり高くないと言われるが、安価なので気休めでも問題ない。最初は疲労回復効果を期待したのだが、いつの間にかその強烈な酸味がクセになり、酸味目的で飲むようになった。既にクレアチンや炭酸水素ナトリウム、プロテインパウダーも飲んでおり、新しくL-アスコルビン酸(ビタミンC)にも手を出そうかと考えている。全て白い粉末で、一日中白い粉ばかり飲んでいる。
山中寛貴(やまなか・ひろき)
筋トレの合間は何度も体を休める時間を取る。これまでは、ひたすら水分補給などで回復に努めていたが、ある日隣で小説を読む人を見て「かっこいい」と思い自分も挑戦。しかし息が上がった状態での読書は想像以上に集中できない。それでも格好をつけたくて、英語の単語帳を読んでみることに。気が付くと2冊目を読み終え、本来の目的を見失いつつある。筋力より語学力が増した気がする。
向井唯(むかい・ゆい)
2025年が終わり、年が明けたら入社5年目になる。学生時代に観た「ラ・ラ・ランド」で、最後の「5年後…」の主人公たちの変わり様に全く共感できなかったが、今なら分かる。5年あれば考え方やライフスタイルなんて十分変わる。この5年で仕事も私生活も劇的に変わり、われながらよく適応してきたと思う。なんて感傷的なことを書いてしまったが、今年もお疲れさまでした。みなさま、よいお年を。
水野敦志(みずの・あつし)
今年は映画が豊作な年だったように思う。ヒット作品が次々と生まれ、興行収入や動員数がよく話題になった。「映画館ってこんなに混むんだっけ」と、館内の人の多さに圧倒されることも一度や二度でなかった。多くの名作に出会えたのは良かったが、同時に少し危機感もある。自分の中で無意識にハードルが上がり、来年公開の映画に過度に期待してしまってはいないかと。今月のうちに、いわゆるB級映画をいくつか見て調整しておこうか。
西塚将喜(にしづか・まさのぶ)
とある平日に有給休暇を取った日の朝。近所の美術館で気になる企画展が開催中だったので、行こうと思って調べてみた。すると、人気すぎて平日でも事前予約制となっており、その日どころか会期末まで予約が一杯だった。すっかり意気消沈し、だらだらとネットサーフィンをするうちに時間は夜に。つまり、この欄をたっぷり使って「せっかくの休日に何もしなかった」とのご報告でした。
斉藤拓哉(さいとう・たくや)
早いものでもう2025年が終わる。今年やってよかったことの一つとして挙げられるのが整骨院に通い始めたことだ。記者は慢性的な腰痛持ちで一日中腰の痛みに悩まされる日も少なくなかった。しかし、整骨院に通い始めてから腰の痛みに悩まされることがぱたりと減った。今年で30歳になったこともあり、今後は体のメンテナンスにもしっかり投資をしないといけないと痛感した。
平川一理(ひらかわ・いちり)
普段、文庫本に布製や革製のブックカバーを付けて持ち歩いている。本を汚したり曲げたりしないためだが、カバーを付けたまま読書するのがどうしても苦手だ。ページのめくり心地やカバーがだぶついて手に余る感じがしっくりこない。とはいえ裸のままだと本が傷むので、大きめのタオルハンカチで包む方式をとった。かばんの中でも案外ゆるまないし、ついでに手もさっと拭けて便利である。
芳賀崇(はが・たかし)
「俺あいみょん知ってるよ」なんて後輩に向かって言っちゃダメだよ恥ずかしいから、と家人に指導されたのはずいぶん前だ。喫茶店のFMラジオであいみょんという歌手のらしき歌が聞こえてきて、相変わらず歌詞を覚えられないのが良いな、などと思いながら家人の指導を思い出した。ただ、はたと気づくのは、ここでこんなことを書いてしまっているのは、「俺あいみょん知ってるよ」と声に出すのと同じではないかということだ。
松川裕希(まつかわ・ゆうき)
4歳の次女が幼児から子どもに進化しつつある。特におしゃべりが顕著で、「コチョレート」「プゼレント」「すくり(薬)」「ばんがれ(頑張れ)」といったかわいらしい言い間違いが少なくなった。これはとても寂しい。動画を撮っておけばと悔やんでも、今さらわざと言い間違えてはくれない。ただ、たまにうっかり言い間違えて言い直すのが、これまたとんでもなくかわいい。偶然動画を撮っていた…なんて幸運はないだろうか。
八角秀(やすみ・しゅう)
昔好きだった小説家の新作が文庫になっていたので購入した(文庫派です)。喜び勇んで読み始めたのだが、…すごく読みにくい。視点者の入れ替わりが激しいのだ。AさんとBさん、Cさんの視点が一文ごとくらいにころころ動くので、そのたびに頭を切り替えねばならない。もはや修行である。お金を払い余暇を使って修行をする。価値とか意味を超越した行動である。調べたところ、その作家の近年の作品は読みにくいとの意見がウェブ上では多かった。しかし、他人の意見など読むのを途中で止める理由にはならないのだ。まだ上巻の2割くらいしか読めていないが、今日も今日とて修行は続く。
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◆来月も変わらぬご愛顧・ご愛読、よろしくお願いします。
(編集部一同)
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