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2020.11.17

スイングアーム式ロボットの小型・軽量版を開発/スギノマシン

 産業機械メーカーのスギノマシン(富山県魚津市、杉野良暁社長)は11月17日、産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」の軽可搬・小型タイプを開発したと発表した。

工作機械内部に設置した時のイメージ

 構造をシンプルにしたことで、高速化と小型化を実現。工作機械の内部に組み込んで、加工対象物の付け外しなどに使える。

 スイングアーム式コラムロボットは、直動スライドとリンク機構を組み合わせてアームを動かすロボットで、コンパクトながら上下に390mmの長いストロークを実現した。最大可搬質量は7kg。発売は2021年4月で、価格は350万円から。

 同社は11月16日から27日まで開催中の工作機械のウェブ展示会「JIMTOF 2020 ONLINE(ジムトフ2020オンライン)」で同製品を展示している。

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